Jユースから声が掛かるも、香川から茨城へ越境進学「着実にステップアップできている手応えはあります」
彼は香川県高松市出身。中学時代は地元の高松市立勝賀中サッカー部でプレーし、中2の時に初めて県トレセンに選ばれると、そこからナショナルトレセンメンバーまで一気にステップアップ。中2の2月にはナショナルGKキャンプメンバーに選出。清水エスパルスで若き守護神となっている梅田透吾、伊藤元太(ヴィッセル神戸)、相澤ピーターコアミ(ジェフ千葉)などと、ともにトレーニングを積んだ。
高校進学時には徳島ヴォルティスユース、大分トリニータU-18からも声がかかったと言うが、中3の夏に三重県まで足を運びインターハイを視察した時、ベスト16に進んだ明秀日立のサッカーに目を奪われた。
「選手権に出たいとずっと思っていましたし、萬場努監督が熱心に誘ってくれました。実際に明秀日立のサッカーは球際も強いし、しっかりとした守備から組み立てられる。僕は線が細かったので、ここに入れば身体的にも精神的にも強くなれると思った」と、数ある誘いの中で明秀日立を選んだ。
「最初は香川から1人で茨城まで出てきて、難しさを感じることもありましたが、だんだん慣れてきてチームの勝利のために戦う気持ちを持って、着実にステップアップできている手応えはあります」
生半可な覚悟でここに飛び込んできたわけではない。全ては自分の成長、目標達成のために。そのメンタリティも魅力のひとつとして、発展途上である彼の今後の成長に注目をして行きたい。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
高校進学時には徳島ヴォルティスユース、大分トリニータU-18からも声がかかったと言うが、中3の夏に三重県まで足を運びインターハイを視察した時、ベスト16に進んだ明秀日立のサッカーに目を奪われた。
「選手権に出たいとずっと思っていましたし、萬場努監督が熱心に誘ってくれました。実際に明秀日立のサッカーは球際も強いし、しっかりとした守備から組み立てられる。僕は線が細かったので、ここに入れば身体的にも精神的にも強くなれると思った」と、数ある誘いの中で明秀日立を選んだ。
「最初は香川から1人で茨城まで出てきて、難しさを感じることもありましたが、だんだん慣れてきてチームの勝利のために戦う気持ちを持って、着実にステップアップできている手応えはあります」
生半可な覚悟でここに飛び込んできたわけではない。全ては自分の成長、目標達成のために。そのメンタリティも魅力のひとつとして、発展途上である彼の今後の成長に注目をして行きたい。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)