混戦模様のJ2を勝ち抜くための課題は…
あと少し耐え抜けば歓喜が待っていた。だがそこは、J1昇格を目指すチーム同士の対戦。両者譲らずの意地のぶつかり合いでは、1秒たりとも隙を許してはいけないのだと思い知らされた。
高木監督は「最後に追いつかれたのは非常に残念」と悔やむ。今季ここまでホームでの3試合は全勝、かつすべてクリーンシートだった。本拠地での初失点、さらに2失点は今季初。その一方で、「内容は前節より良くなっていた」(高木監督)と光明も見出した。
11節終了時点で大宮は(中止となった福岡戦が未消化で)他チームより1試合少ないながら、6勝2分2敗の勝点20で4位に付ける。
混戦模様のJ2を勝ち抜く課題としては「複数得点」が挙げられる。ここまでの総得点11は下から7番目。磐田戦のほか「複数得点」の試合は2試合で、2-1で勝利した第1節・水戸戦と2-0の第3節・群馬戦のみだ。そのうちひとつはオウンゴールが含まれている。「工夫なり、何かを加えていかないといけないかなと感じています」と高木監督も改善点として挙げている。
連戦が続くため即効性のある修正は難しい状況だが、トライを続けることによって目標の“J1昇格”が近づく。きっと、やってくれるはずだ。
取材・文●松澤明美(フリーライター)
高木監督は「最後に追いつかれたのは非常に残念」と悔やむ。今季ここまでホームでの3試合は全勝、かつすべてクリーンシートだった。本拠地での初失点、さらに2失点は今季初。その一方で、「内容は前節より良くなっていた」(高木監督)と光明も見出した。
11節終了時点で大宮は(中止となった福岡戦が未消化で)他チームより1試合少ないながら、6勝2分2敗の勝点20で4位に付ける。
混戦模様のJ2を勝ち抜く課題としては「複数得点」が挙げられる。ここまでの総得点11は下から7番目。磐田戦のほか「複数得点」の試合は2試合で、2-1で勝利した第1節・水戸戦と2-0の第3節・群馬戦のみだ。そのうちひとつはオウンゴールが含まれている。「工夫なり、何かを加えていかないといけないかなと感じています」と高木監督も改善点として挙げている。
連戦が続くため即効性のある修正は難しい状況だが、トライを続けることによって目標の“J1昇格”が近づく。きっと、やってくれるはずだ。
取材・文●松澤明美(フリーライター)