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【大宮】「何かを加えていかないと…」勝利目前でこぼれ落ちた勝点2。高木監督が磐田戦で見出した光明と今後の課題

カテゴリ:Jリーグ

松澤明美

2020年08月14日

先発にFW登録選手ゼロも2ゴールを奪取

見事なロングシュートで今季初得点を記録した大山。「年に何回も見られるシーンではない」と指揮官も称えた。写真:田中研治

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[J2・11節]大宮2-2磐田/8月12日(水)/NACK5スタジアム

 勝利目前――。勝点2が手からこぼれ落ちた。

 大宮アルディージャがジュビロ磐田に土壇場で追いつかれ、2−2のドロー。J1昇格を争う4位と6位の上位対決は最後の最後まで目の離せない展開で、勝点1を分け合った。

 前半の試合運びは大宮に分があった。先発メンバーにFW登録選手がいないながらも、開幕戦以来のスタメンとなった菊地俊介が1トップで奮闘。菊地は「後ろが5対4のブロックを作って、(自分が)守備のスイッチを入れるのがチームとしての狙い」と相手のパスコースを限定するなどの役目を担う。結果、中盤でボールを奪いやすくなり、チームはショートカウンターを何度も繰り出した。

 そして迎えた43分。大山啓輔がパスカットし、ドリブルを加えて超ロングシュートを放つ。自陣側のセンターサークル付近から約60mの飛距離でGKの背後をついた“スーパー”な先制点に、高木琢也監督も「年に何回も見られるシーンではない」と称賛。昨年9月7日の町田戦以来のスタメンだった大山は何度も良質なキックを見せており、「今日は思ったところに蹴れていた」と好感触の勢いをそのままに、「思い切って打って良かった」とガッツポーズで喜んだ。
 
 しかし、昨季J1の磐田も黙ってはいない。後半開始の選手交代を機に選手の配置を入れ替えて攻勢に出る。

 波状攻撃を受けた大宮は凌ぐ時間が長くなり、CKを何度も献上した。50分にはCKから伊藤洋輝にヘディングシュートを打たれ、あわや失点の場面をGKフィリップ・クリャイッチが好セーブ。さらに、59分にもルキアンに抜け出されて大ピンチを迎えたが、ふたたび守護神が立ち塞がった。

 それでも60分、ついに包囲網が破られる。ボールを前へ運ぼうとしたところで山田大記に奪取され、パスをもらった伊藤が左足を一閃。スピンがかかった豪快なシュートはゴール左上に突き刺さり同点とされた。なかなか形勢を盛り返せなかったなかでも、大宮は途中出場の戸島章のスルーパスがオウンゴールを誘って勝ち越し。さらに、90分には相手がひとり退場して勝利を掴んだかに見えたが、終了間際のアディショナルタイム5分、ルキアンに再度同点とされた。
 
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