東京五輪世代の板倉と中山はオランダで結果を残せたのか?
板倉滉(フローニンヘン/オランダ)――60点(及第点の出来)
【2019-20シーズン成績】
エールディビジ=22試合・0得点・0アシスト
オランダ・カップ=1試合・0試合・0アシスト
開幕戦からCBとしてレギュラーに定着。9節までに警告4枚を受ける“カードコレクター”ぶりだったが、出場停止にリーチがかかったことにより相手DFへのアプローチを修正し、その後のイエローカードはなかった。
リーグ折返しの17節までは全試合に出場し、クリーンシート7回に貢献した。ここまでなら、70点を与えられたが、後半戦に入ると出番が激減してしまった。それでも、コロナ中断前の3試合のうち2試合でフル出場を果たしたのは好材料。クラブ内の評価が高く、新シーズンもフローニンヘンでプレーすることが決まっている。
中山雄太(ズウォーレ/オランダ)――50点(可もなく不可もなし)
【2019-20シーズン成績】
エールディビジ=14試合・2得点・0アシスト
オランダ・カップ=1試合・0試合・0アシスト
開幕から2試合連続スタメンで抜擢されるなど、前半戦は何度かチャンスを与えられたがレギュラーに定着できなかった。負傷によって戦線離脱する不運もあったが、パフォーマンスが安定しなかったのも確かだった。CB、左SB、MFとポジションを転々とした難しさもあっただろう。
しかし、4バックから5バックにシステムが変った年明けから、調子が上向きとなった。左CBとして生き生きプレーし、守備だけでなく攻撃面でも力を発揮。週間ベストイレブンに選ばれたこともあった。それだけにシーズン終盤、手痛いミスによってポジションを失ったのは残念だった。
【2019-20シーズン成績】
エールディビジ=22試合・0得点・0アシスト
オランダ・カップ=1試合・0試合・0アシスト
開幕戦からCBとしてレギュラーに定着。9節までに警告4枚を受ける“カードコレクター”ぶりだったが、出場停止にリーチがかかったことにより相手DFへのアプローチを修正し、その後のイエローカードはなかった。
リーグ折返しの17節までは全試合に出場し、クリーンシート7回に貢献した。ここまでなら、70点を与えられたが、後半戦に入ると出番が激減してしまった。それでも、コロナ中断前の3試合のうち2試合でフル出場を果たしたのは好材料。クラブ内の評価が高く、新シーズンもフローニンヘンでプレーすることが決まっている。
中山雄太(ズウォーレ/オランダ)――50点(可もなく不可もなし)
【2019-20シーズン成績】
エールディビジ=14試合・2得点・0アシスト
オランダ・カップ=1試合・0試合・0アシスト
開幕から2試合連続スタメンで抜擢されるなど、前半戦は何度かチャンスを与えられたがレギュラーに定着できなかった。負傷によって戦線離脱する不運もあったが、パフォーマンスが安定しなかったのも確かだった。CB、左SB、MFとポジションを転々とした難しさもあっただろう。
しかし、4バックから5バックにシステムが変った年明けから、調子が上向きとなった。左CBとして生き生きプレーし、守備だけでなく攻撃面でも力を発揮。週間ベストイレブンに選ばれたこともあった。それだけにシーズン終盤、手痛いミスによってポジションを失ったのは残念だった。
植田直通(セルクル・ブルージュ/ベルギー)――50点(可もなく不可もなし)
【2019-20シーズン成績】
ベルギー・リーグ=19試合・0得点・0アシスト
ベルギー・カップ=1試合・0試合・0アシスト
12節の段階で1勝11敗という最悪のスタートを切ったC・ブルージュは、「最下位=降格間違いなし」との見方が大多数を占めたが、終盤で驚異的な追い上げをみせて14位でフィニッシュした。
そんなチームにあって、植田は前半戦から中盤戦にかけてレギュラーとしてプレー。11節から指揮を執ったベルント・シュトルク監督も「植田の能力に関して満足している」と高く評価していた。しかし、チームが不振打破のため、冬の市場でCBを補強したことから、後半戦の出番は極端に減少。今年に入ってプレーしたのは、鹿島時代のチームメート、鈴木優磨とのバトルを制して1−0の勝利に貢献したSTVV戦だけだった。
【2019-20シーズン成績】
ベルギー・リーグ=19試合・0得点・0アシスト
ベルギー・カップ=1試合・0試合・0アシスト
12節の段階で1勝11敗という最悪のスタートを切ったC・ブルージュは、「最下位=降格間違いなし」との見方が大多数を占めたが、終盤で驚異的な追い上げをみせて14位でフィニッシュした。
そんなチームにあって、植田は前半戦から中盤戦にかけてレギュラーとしてプレー。11節から指揮を執ったベルント・シュトルク監督も「植田の能力に関して満足している」と高く評価していた。しかし、チームが不振打破のため、冬の市場でCBを補強したことから、後半戦の出番は極端に減少。今年に入ってプレーしたのは、鹿島時代のチームメート、鈴木優磨とのバトルを制して1−0の勝利に貢献したSTVV戦だけだった。