「Jリーグの中でも一番好き」なのは…
浅倉は神奈川県の出身で、ジュニア年代から川崎フロンターレの育成組織に所属しU-15までプレー。越境して高校3年間を過ごし、最高の成績を残して実家から通えるほぼ“地元”の大学である拓殖大へ進学した。決め手は「高校の時のスタイルに似ていて、どんどんパスを繋ぐ自分の好きなサッカースタイルだったから」だと言う。
高卒では叶わなかった4年後のプロ入りを目指し、新生活をスタートさせたが、すでに複数のスカウトが浅倉の動向に目を光らせている。その中の1人が、川崎の向島建スカウトだ。
7月4日の開幕戦こそ不在だったが、翌5日に行なわれた1部の開幕戦には視察に訪れ、そこで出会った筆者に対し「浅倉はどうだった?」と開口一番に問うてきたほどだ。そして翌週、第2節は拓殖大の試合に足を運んでいる。
時期尚早ではあるが、川崎のサッカースタイルに“ハマる”人材であり、大枠の獲得リストに入っていることは間違いないだろう。
何より、浅倉本人もこう語る。
「見に来てくれている分、自分が活躍しないといけないので。毎試合安定して活躍できるようにしっかり準備していきたいです。Jリーグの中でも(川崎が)一番好きですし、サッカーのスタイルも好きなので。一番の目標にしているところです」
今週末、拓殖が対峙するのは今年の1部と2部を含めた中でも、関東リーグ最強とも言える流通経済大だ。ハードな戦いになることは間違いないが、タレント揃いの相手に対してこの2節と遜色ないプレーができれば、グッとプロへの道は開けてくる。
結果次第では、もしかすると彼を“4年間”見続けることが難しくなるのかもしれない。
取材・文●竹中玲央奈(フリーライター)
高卒では叶わなかった4年後のプロ入りを目指し、新生活をスタートさせたが、すでに複数のスカウトが浅倉の動向に目を光らせている。その中の1人が、川崎の向島建スカウトだ。
7月4日の開幕戦こそ不在だったが、翌5日に行なわれた1部の開幕戦には視察に訪れ、そこで出会った筆者に対し「浅倉はどうだった?」と開口一番に問うてきたほどだ。そして翌週、第2節は拓殖大の試合に足を運んでいる。
時期尚早ではあるが、川崎のサッカースタイルに“ハマる”人材であり、大枠の獲得リストに入っていることは間違いないだろう。
何より、浅倉本人もこう語る。
「見に来てくれている分、自分が活躍しないといけないので。毎試合安定して活躍できるようにしっかり準備していきたいです。Jリーグの中でも(川崎が)一番好きですし、サッカーのスタイルも好きなので。一番の目標にしているところです」
今週末、拓殖が対峙するのは今年の1部と2部を含めた中でも、関東リーグ最強とも言える流通経済大だ。ハードな戦いになることは間違いないが、タレント揃いの相手に対してこの2節と遜色ないプレーができれば、グッとプロへの道は開けてくる。
結果次第では、もしかすると彼を“4年間”見続けることが難しくなるのかもしれない。
取材・文●竹中玲央奈(フリーライター)