C大阪――注目すべき攻撃陣の構成
J1リーグ2節
ガンバ大阪―セレッソ大阪
7月4日(土)/18:00/パナソニックスタジアム吹田
セレッソ大阪
今季成績(1節終了時):6位 勝点3 1勝0分0敗 1得点・0失点
開幕前から入念に準備し、公式戦2連勝で良いスタートを切っただけに、この中断期間は歓迎すべきものではなかった。ただ、新型コロナウイルスの影響とあって致し方なく、活動休止期間中もビデオ会議アプリ「Zoom」を使って全選手がつながり、フィジカルを強化。さらにロティーナ監督やイバン・ヘッドコーチから送られてくる戦術動画を共有することで、チームとして目指すべき戦い方を頭の中に叩き込んだ。
チームは5月25日からグループトレーニングを始め、6月1日から全体練習を再開した。練習試合はJ2クラブと2試合。J1再開1週間前の同27日はJ2やJ3の試合があったことから対戦相手がおらず、練習試合ではなく紅白戦で調整した。
ガンバ大阪―セレッソ大阪
7月4日(土)/18:00/パナソニックスタジアム吹田
セレッソ大阪
今季成績(1節終了時):6位 勝点3 1勝0分0敗 1得点・0失点
開幕前から入念に準備し、公式戦2連勝で良いスタートを切っただけに、この中断期間は歓迎すべきものではなかった。ただ、新型コロナウイルスの影響とあって致し方なく、活動休止期間中もビデオ会議アプリ「Zoom」を使って全選手がつながり、フィジカルを強化。さらにロティーナ監督やイバン・ヘッドコーチから送られてくる戦術動画を共有することで、チームとして目指すべき戦い方を頭の中に叩き込んだ。
チームは5月25日からグループトレーニングを始め、6月1日から全体練習を再開した。練習試合はJ2クラブと2試合。J1再開1週間前の同27日はJ2やJ3の試合があったことから対戦相手がおらず、練習試合ではなく紅白戦で調整した。
「トレーニングマッチではほとんどの選手が90分間プレーできている。フィジカル的にも戦術的にも良い準備はできている」と手応えを口にするのはロティーナ監督。
打撲を負っていた坂元は最後の練習試合には出場しなかったが、再開後初戦のG大阪戦には先発出場できる見込み。足首を捻挫した中島は数日間の離脱に止まり、腰椎椎間板ヘルニア及び腰椎分離症で長期離脱していた高木もG大阪戦に向けて調整しているようで、その回復具合などを指揮官はオンライン取材で説明した。
ほぼ離脱者がいない状況を考えれば、昨季にリーグ最少失点を誇った守備陣のメンバー構成に大きな変化はないだろう。一方、注目すべきが攻撃陣。坂元や豊川、高卒ルーキーの西川らが新たに加わり、定位置争いは激しくなった。全体練習再開後に序列の変化が生まれている可能性は少なからずある。
2列目の主戦は左に清武、右に坂元が最有力。再開後の過密日程を考えれば、怪我がちの清武を酷使するのは厳しいだけに、FWの柿谷を左MFとして併用することが妥当か。また、2トップはB・メンデスや奧埜、都倉、豊川、高木、鈴木らがしのぎを削る。最適な組み合わせはリーグ再開後も模索していくことが予想される。
約4カ月もの中断期間を経て、いきなり迎える大阪ダービー。リーグ戦のアウェーゲームでは03年を最後に勝てていないだけに、パナスタに乗り込む一戦が難しい試合になることは間違いない。
ただ、多くの選手が「リーグ優勝」を目標として公言しているだけに、ライバルに勝って好スタートを切りたいのも確かだ。「一瞬のスキを突いて、今までやってきたコンセプトを全員がピッチで表現できればチャンスは必ず来る」と柿谷。ロティーナ体制2年目。熟成された戦術的なサッカーでダービーに臨む。
構成●サッカーダイジェスト編集部
打撲を負っていた坂元は最後の練習試合には出場しなかったが、再開後初戦のG大阪戦には先発出場できる見込み。足首を捻挫した中島は数日間の離脱に止まり、腰椎椎間板ヘルニア及び腰椎分離症で長期離脱していた高木もG大阪戦に向けて調整しているようで、その回復具合などを指揮官はオンライン取材で説明した。
ほぼ離脱者がいない状況を考えれば、昨季にリーグ最少失点を誇った守備陣のメンバー構成に大きな変化はないだろう。一方、注目すべきが攻撃陣。坂元や豊川、高卒ルーキーの西川らが新たに加わり、定位置争いは激しくなった。全体練習再開後に序列の変化が生まれている可能性は少なからずある。
2列目の主戦は左に清武、右に坂元が最有力。再開後の過密日程を考えれば、怪我がちの清武を酷使するのは厳しいだけに、FWの柿谷を左MFとして併用することが妥当か。また、2トップはB・メンデスや奧埜、都倉、豊川、高木、鈴木らがしのぎを削る。最適な組み合わせはリーグ再開後も模索していくことが予想される。
約4カ月もの中断期間を経て、いきなり迎える大阪ダービー。リーグ戦のアウェーゲームでは03年を最後に勝てていないだけに、パナスタに乗り込む一戦が難しい試合になることは間違いない。
ただ、多くの選手が「リーグ優勝」を目標として公言しているだけに、ライバルに勝って好スタートを切りたいのも確かだ。「一瞬のスキを突いて、今までやってきたコンセプトを全員がピッチで表現できればチャンスは必ず来る」と柿谷。ロティーナ体制2年目。熟成された戦術的なサッカーでダービーに臨む。
構成●サッカーダイジェスト編集部