Jリーグに4-3-3の波が到来! 川崎、柏、G大阪など採用チームが成功すれば…

カテゴリ:Jリーグ

西部謙司

2020年07月03日

中断期間を利用して戦術を熟成できたかどうかがポイントに!

◇戦術的完成度

 開幕では攻撃型の戦法へ舵を切ったチームが多かった。4-4-2へ変更した浦和、ハイプレスに力を入れている鹿島、堅守速攻からポゼッションへ変化した清水などだ。昨季から攻撃型だった札幌、川崎、神戸、横浜などを合わせると、過半数が攻撃型の戦術を採用している。今季は降格がないので初志貫徹のチームも増えると思われる。

 攻撃型は自陣からビルドアップするので、必然的に相手はハイプレスで高い位置でのボール奪取を狙う。開幕戦ではGKを含むビルドアップを狙い打ちしての得点やチャンスがかなり見られた。また、高いディフェンスラインの裏を突かれた時の対応も攻撃型が成功するためにカギになる。

 攻撃型、守備型、昨季から変化したチーム、変化していないチーム、それぞれの完成度が問われる。中断期間を利用して熟成できたチームは有利になる。

取材・文●西部謙司(スポーツライター)
 
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