以下は、主なメジャー大会でイタリア代表の10番を背負った選手たちと大会成績だ。DFでは唯一の10番であるジャチント・ファッケッティ、プレーメーカーのデメトリオ・アルベルティーニやチアゴ・モッタなどの名前も刻まれている。
◆イタリア代表のメジャー大会における歴代ナンバー10◆
1954年W杯(本大会出場) ジーノ・カペッロ(FW/34歳/ボローニャ)
大会成績:1試合・0得点・0アシスト
1962年W杯(本大会出場) オマール・シボリ(FW/26歳/ユベントス)
大会成績:2試合・0得点・0アシスト
1966年W杯(本大会出場) アントニオ・ユリアーノ(FW/23歳/ナポリ)
大会成績:0試合・0得点・0アシスト
1968年EURO(優勝) ジャチント・ファッケッティ(DF/25歳/インテル)
大会成績:3試合・0得点・0アシスト
1970年W杯(準優勝) マリオ・ベルティーニ(MF/26歳/インテル)
大会成績:6試合・0得点・0アシスト
1974年W杯(本大会出場) ジャンニ・リベーラ(MF/30歳/ミラン)
大会成績:2試合・1得点・1アシスト
1978年W杯(4位) ロメロ・ベネッティ(MF/32歳/ユベントス)
大会成績:6試合・1得点・0アシスト
1980年EURO(ベスト8) ジャンカルロ・アントニョーニ(MF/26歳/フィオレンティーナ)
大会成績:3試合・0得点・0アシスト
1982年W杯(優勝) ジュゼッペ・ドッセーナ(MF/24歳/トリノ)
大会成績:0試合・0得点・0アシスト
1986年W杯(ベスト16) サルバトーレ・バーニ(MF/29歳/ナポリ)
大会成績:4試合・0得点・0アシスト
1988年EURO(ベスト8) ルイジ・デ・アゴスティーニ(MF/25歳/ユベントス)
大会成績:4試合・1得点・0アシスト
1990年W杯(3位) ニコーラ・ベルティ(MF/23歳/インテル)
大会成績:4試合・0得点・0アシスト
1994年W杯(準優勝) ロベルト・バッジョ(FW/27歳/ユベントス)
大会成績:7試合・5得点・0アシスト
1996年EURO(GS敗退) デメトリオ・アルベルティーニ(MF/24歳/ミラン)
大会成績:3試合・0得点・0アシスト
1998年W杯(ベスト8) アレッサンドロ・デル・ピエロ(FW/23歳/ユベントス)
大会成績:4試合・0得点・1アシスト
2000年EURO(準優勝) アレッサンドロ・デル・ピエロ(FW/25歳/ユベントス)
大会成績:6試合・1得点・1アシスト
2002年W杯(ベスト16) フランチェスコ・トッティ(FW/25歳/ローマ)
大会成績:4試合・0得点・2アシスト
2004年EURO(GS敗退) フランチェスコ・トッティ(FW/27歳/ローマ)
大会成績:1試合・0得点・0アシスト
2006年W杯(優勝) フランチェスコ・トッティ(FW/29歳/ローマ)
大会成績:7試合・1得点・4アシスト
2008年EURO(ベスト8) ダニエレ・デ・ロッシ(MF/24歳/ローマ)
大会成績:3試合・1得点・0アシスト
2010年W杯(GS敗退) アントニオ・ディ・ナターレ(FW/32歳/ウディネーゼ)
大会成績:3試合・1得点・0アシスト
2012年EURO(準優勝) アントニオ・カッサーノ(FW/29歳/ミラン)
大会成績:6試合・1得点・1アシスト
2014年W杯(GS敗退) アントニオ・カッサーノ(FW/31歳/パルマ)
大会成績:2試合・0得点・0アシスト
2016年EURO(ベスト8) チアゴ・モッタ(MF/33歳/パリSG)
大会成績:4試合・0得点・0アシスト
※リストは本選出場の大会のみで、ワールドカップは固定番号制が導入された1954年大会以降。ワールドカップのチーム成績は出場国が16か国以下だった1978年大会まで、ベスト8に勝ち上がれなかったケースはすべて「本大会出場」に。年齢と所属クラブは大会開幕時。GS=グループステージ。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年6月4日号より転載