「戦っていて楽しかったし、負ける気がしなかった」
そういうプレーはヤットさん(遠藤保仁)も一緒ですね。そのヤットさんと自分がボランチでコンビを組んで、国内3冠を達成した14年のガンバを3位に。最初は大きく躓いたシーズンでした。守備は安定している一方、なかなかシュートで終われないもどかしさがあった。
でも、宇佐美(貴史)が怪我から戻ってきて、パトリックが夏に加入して、ふたりの2トップがハマってからは、戦っていて楽しかったし、負ける気がしませんでした。攻め込まれていても、必ず耐え抜ける、自分たちの時間帯になれば絶対に点が取れる、という自信もあった。
僕自身も前半戦は今ひとつだったけど、調子を上げていくみんなに引っ張られる形で、プレーが良くなっていきました。ヤットさんにも助けられましたね。自分は守備を一生懸命にやって、奪って、困ったらヤットさんに預ける。そうすれば、ヤットさんが捌いてくれる。役割分担が明確で、補完し合えていました。日々の練習も緊張感があって、目の前の試合に集中できていて、気づけばタイトルを狙える位置にいたという感じです。
MVPは迷いますね。ヤットさんや東口(順昭)も凄かったけど……、宇佐美にします。ノッている時は手がつけられなくて、キレキレで、シュートの振りも尋常じゃないほど速い。僕の中では、今でも日本人ナンバーワンのアタッカーです。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
※『サッカーダイジェスト』2020年6月11・25合併号より転載。
【詳細情報】2020年6月11.25日合併号
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でも、宇佐美(貴史)が怪我から戻ってきて、パトリックが夏に加入して、ふたりの2トップがハマってからは、戦っていて楽しかったし、負ける気がしませんでした。攻め込まれていても、必ず耐え抜ける、自分たちの時間帯になれば絶対に点が取れる、という自信もあった。
僕自身も前半戦は今ひとつだったけど、調子を上げていくみんなに引っ張られる形で、プレーが良くなっていきました。ヤットさんにも助けられましたね。自分は守備を一生懸命にやって、奪って、困ったらヤットさんに預ける。そうすれば、ヤットさんが捌いてくれる。役割分担が明確で、補完し合えていました。日々の練習も緊張感があって、目の前の試合に集中できていて、気づけばタイトルを狙える位置にいたという感じです。
MVPは迷いますね。ヤットさんや東口(順昭)も凄かったけど……、宇佐美にします。ノッている時は手がつけられなくて、キレキレで、シュートの振りも尋常じゃないほど速い。僕の中では、今でも日本人ナンバーワンのアタッカーです。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
※『サッカーダイジェスト』2020年6月11・25合併号より転載。
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