磐田FW小川航基が背負うエースナンバー『9』の重み。「人生が変わる大会」東京五輪、メダル獲得への課題は?

カテゴリ:Jリーグ

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb)

2020年05月21日

東京五輪――そしてA代表定着へ「僕がゴールを決めて局面を変える」

昨年のE-1選手権ではA代表初出場でハットトリックを記録。大会得点王にも輝いた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、来年に延期された東京五輪。最終メンバーの候補として出場が期待されている小川は、今大会を「人生が変わる大会」と位置づけている。

 サッカー男子がメダルを獲得したのは1968年メキシコ大会の1回のみ。2012年のロンドン五輪では、44年ぶりの表彰台まであと1歩まで迫ったが最終的に4位フィニッシュとなっている。東京五輪でのメダル獲得にあたって小川は、課題が山積みだと語る。

「やるべきことが本当にたくさんあります。どこをどうすればいいかっていうのも言えばきりがないぐらいで、改善しなければならない部分はたくさんある。僕が個人的に思っているのは、攻撃陣がどれだけ点を取れるかっていうところ。僕自身FWをやらせてもらっていますし、サッカーっていうのは得点を取るスポーツなので、そこにメダルが獲れるかどうかも関わってくるんじゃないかなと感じています」
 
 そんな小川は昨年、E-1サッカー選手権に臨む国内組で揃えたA代表に初招集されている。1戦目こそ出場機会を得られなかったものの、2戦目の香港戦では代表初出場でハットトリックを挙げる特大のインパクトを残した。この記録は1930年の若林竹雄、2010年の平山相太に続く史上3人目の快挙となっている。

「E-1に呼んでもらって、初めてのそういう舞台で、1試合目にスタメンで出れなかった悔しい気持ちがあったなかで、2試合目に入っていけたっていうのは、反骨心じゃないですけど、強い気持ちが出た良い試合だったんじゃないかなと思っています」

 当然A代表への再招集も狙っているという小川は、「まずは所属先で必ず出場機会を得て、その中でチーム状況が難しいときにも、僕がゴールを決めて局面を変えられるかっていうところ。ゴール数っていうところが選ばれるためには一番大事になってくる」と改めて磐田での奮起を誓った。

「とにかくゴールを」そう何度も口にした小川。貪欲に結果を求める熱い意思が、インタビューを受ける画面越しの表情からも伝わってきた。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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