欧州勢に25年ぶりの勝利。井原正巳が語った勝因は?

96年カールスバーグカップのポーランド戦に先発した選手たち。写真:サッカーダイジェスト写真部

10番を付けて試合に臨んだ高木。この試合で2ゴールを挙げた。写真:サッカーダイジェスト写真部
日本が欧州の代表チームに勝利したのは、71年のアイスランド戦以来、実に25年ぶりのことだった。「ポーランドが繋ごうとしたため、うまくゾーンにハマってくれた」とは井原正巳の弁。歴史的勝利は、指揮官が推し進める“ゾーンプレス”によるボール刈りの成果だったのだ。
ポーランドを下した日本は決勝でスウェーデンと善戦。PK戦の末に敗れたが、120分のスコアは1-1だった。この大会で存在感を高めたのが、名波、相馬、小村、森島寛晃、本田泰人といった20代半ばの選手たち。彼らはその後、加茂ジャパンの中核をなしていく。
日本代表は今も南米勢との対戦を苦手としているが、欧州のチームとは比較的相性がいい。その出発点は、あの日の香港での快勝にあった。
文●飯尾篤史(スポーツライター)
【PHOTO】日本代表を支えるボランチを一挙おさらい!(オフトJジャパン~森保ジャパン)
ポーランドを下した日本は決勝でスウェーデンと善戦。PK戦の末に敗れたが、120分のスコアは1-1だった。この大会で存在感を高めたのが、名波、相馬、小村、森島寛晃、本田泰人といった20代半ばの選手たち。彼らはその後、加茂ジャパンの中核をなしていく。
日本代表は今も南米勢との対戦を苦手としているが、欧州のチームとは比較的相性がいい。その出発点は、あの日の香港での快勝にあった。
文●飯尾篤史(スポーツライター)
【PHOTO】日本代表を支えるボランチを一挙おさらい!(オフトJジャパン~森保ジャパン)