• トップ
  • ニュース一覧
  • 「なるべく非公開には…」自粛ムードのなか、湘南が練習・選手取材OKのスタンスを貫く理由

「なるべく非公開には…」自粛ムードのなか、湘南が練習・選手取材OKのスタンスを貫く理由

カテゴリ:Jリーグ

佐藤亮太

2020年03月27日

オープンな雰囲気が伝わる湘南だが何も考えず、無責任に現状の取材態勢を敷いているわけではない

チームは3月27日から31日までオフに入ることに。5月9日の再開に向けて4月1日からリスタートする。写真:佐藤亮太

画像を見る

 また浮嶋敏監督は、「普通にしているだけ」と言うものの、「クラブの情報を出してもらうことは良いことだし、あまり過剰になりすぎないことも大事だと思う。チームの活動を見てもらえない状況でサポーターに練習や選手の様子を伝えてもらうのが一番。(取材を)シャットアウトにしてしまうと一体、どんな活動をしているのかどうか、わからなくなるから」とメディアの発信の必要性を語った。

 この話を聞いたのが3月17日(火)。この日、浮嶋監督は約50分、記者の質問を受けた。その内容はサッカーの話から普段は聞くことのない監督のサラリーマン時代の話しが聞け、とても興味深かった。

 オープンな雰囲気が伝わる湘南だが何も考えず、無責任に現状の取材態勢を敷いているわけではない。報道される新型コロナウイルス感染症の推移を鑑み、広報部は毎週、浮嶋監督、水谷社長に取材態勢について確認、相談をしている。

 そこで揃って返ってくる答え。「うん、そのままでやろうよ」。
「なるべく非公開にはしたくないので、その言葉はありがたいです」(湘南広報)

 湘南はリーグ再延期を受け、今月27日(金)から31日(火)までオフ。4月1日から練習再開の予定だ。

 コロナ禍でもオープンな取材を許容し崩さない。これも湘南スタイルだ。

取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
【関連記事】
「人間として見習う人が多かった。例えば…」今年30歳の湘南MF、山田直輝が描く理想のベテラン像とは?
【セルジオ越後】五輪延期で森保監督のA代表専任は不可避。決断できなかった協会は助けられたね…
「えぐい!」「合成にしか見えん」小野伸二が披露した“鬼ピタ”トラップをファン大絶賛!
「決してパニックにはならない」ベガルタのポーランド人GKが日本人の振る舞いを称賛!「彼らのメンタリティーは…」
「スペインよりも制御されている…」セレッソ大阪の智将ロティーナ、新型コロナにも動じない日本人を称賛!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ