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「ここまで鍛える選手は初めて」リバプールを葬ったジョレンテ。圧巻の活躍を呼び込んだ“父譲り”のプロ意識【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

エル・パイス紙

2020年03月18日

「シメオネ流のミリ(兵役)を終えた」

 ジョレンテの叔父で現在は彼の代理人を務めるフリオ・ジョレンテ(現役時代はマドリーやテネリフェなどで活躍)は、入団以来の一連の浮き沈みについてこう見解を語る。

「マルコスが居場所を確保するのに時間を要したのは確かだ。ただ同時に彼が辿った道は、(アントワーヌ)グリエーズマン(現バルセロナ)をはじめ、近年アトレティコに入団した多くの選手が経験したことと同じ類いのものだ。それがシメオネのやり方だから、尊重しなければならない。一種のミリ(スペイン語で兵役のこと)といっていい」

 さらにマルコス・ジョレンテのポジションについても言及した。

「アラベスでもマドリーでも、マルコスはセントラルMFとしてプレーできることを実証した。いまはインサイドMFとして高い適応力を見せているけど、彼の本職はセンターMFだ。リバプール戦の2ゴールが示すように、インフロントによる鋭いシュートを持っている。(アルバロ・)モラタへの3点目のアシストが物語るように、パスセンスもある」

 フリオ・ジョレンテは今以上に自信をつければ、甥がセンターMFとしてアトレティコの中盤に君臨する日が遠くないことを確信している。シメオネ流の“ミリ”を終えたマルコス・ジョレンテの反撃はまだ始まったばかりだ。

文●ラディスラオ・ハビエル・モニーノ(エル・パイス紙アトレティコ・マドリー番)
翻訳●下村正幸

※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙の記事を翻訳配信しています。

 
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