「ディ・マリアとファルカオが加入し…」
香川は、その当時の心境を赤裸々に告白している。
「もちろんマンチェスターでプレーを続ける可能性もあった。けど、アンヘル・ディ・マリアとラダメル・ファルカオが加入し、僕の状況がより悪い方向へと変わっていった。
さらに、ファン・ハール監督から『シンジ、君は私の下で多くはプレーできない』と言われたんだ。これで2年間を過ごしたマンチェスターから離れる時だと理解した。あんな言葉を聞かされれば、選手なら誰だって『ここから去る時が来た』と考えると思う」
「もちろんマンチェスターでプレーを続ける可能性もあった。けど、アンヘル・ディ・マリアとラダメル・ファルカオが加入し、僕の状況がより悪い方向へと変わっていった。
さらに、ファン・ハール監督から『シンジ、君は私の下で多くはプレーできない』と言われたんだ。これで2年間を過ごしたマンチェスターから離れる時だと理解した。あんな言葉を聞かされれば、選手なら誰だって『ここから去る時が来た』と考えると思う」
こうしてドルトムントに復帰した香川だが、ユナイテッドに行く前のようなインパクトは残せず、年々パフォーマンスが低下している感が否めない。念願のスペイン移籍を果たした今シーズンも、だんだんと調子を落とし、2020年に入ってからはノーゴールと期待に見合う活躍ができていない。
クロップの下で躍動していた時のようなトップフォームを、香川は再び取り戻せるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部