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「映像を見ないでゴール取り消し」「PKを与えるハンドでもカードが出ない」J開幕戦のVAR判定を『ジャッジリプレイ』が解説!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年02月28日

DOGSO(ドグソ)とSPA(スパ)

鈴木大輔のハンドによってPKが与えられた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 さらに、湘南ベルマーレ対浦和レッズ戦の69分。ゴールラインを割りかけたボールに、浦和DFの鈴木大輔の手が当たったのでは?と湘南側がアピール。リーグ戦で初のオン・フィールド・レビューが行なわれた場面を深野氏はこう振り返る。

「ハンドの反則ということは間違いない。倒れ込んでいる時の支えている手であれば意図を指摘するのは難しいですが、今回はその反対の手で、身体を支える為ならば地面についていなければならない。だから意図してボールに触れてしまったというハンドの反則ということは間違いない。その後判断として考えられるのはDOGSO(ドグソ)という決定的な得点の機会阻止、SPA(スパ)あいてのチャンスとなる攻撃の阻止の2点があって、ドグソならレッドカード、スパならイエローカードと判断されます。

 今回のケースでは鈴木選手と並走していた湘南の選手はタッチラインの外に出ていて次のプレーができない状況。ペナルティエリア内ではあっても、ボールの周りにも浦和の選手が多く、湘南のチャンスとは認められない。そのため、ハンドの反則のみでPKという判断は正しかったのかなと思います」
 
 番組内では、今回の2つのケースは映像で確認する限り正しい判定だったと判断され、ゲスト陣も「導入して良かったな」(原氏)「VARじゃないと判断できない部分も多かった」(平畠氏)と好意的な感想を述べていた。

 オープニングゲームとなった浦和対湘南の一戦では、決勝点を決めた関根貴大が試合後に得点シーンを振り返り、「VARが導入されて相手DFも突っ込んで来れないと思った」と語っている。このようにVARは、ゲーム展開にも大きな影響を及ぼしている。

 世界でも主要なリーグ、大会で導入されているこの”新技術”。今後も様々な話題を提供することになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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