6試合で26得点をマーク。圧倒的な数字で大会を制覇
そして九州新人大会において彼らは、グループリーグ3試合で18得点・1失点。決勝トーナメントに進むと、準々決勝で飯塚に1-0と辛勝した以外は、準決勝で日章学園に4-1、決勝では九州国際大付を相手に3-1。6試合で26得点・2失点という圧倒的な数字を叩き出した。
その中で半代も準決勝の日章学園戦ではヘッドで同点弾をたたき込むと、決勝の九州国際大付戦ではCKからヘッドで先制弾。そして2-1で迎えた後半31分に自陣のロングボールに一発で抜け出すと、鮮やかなファーストコントロールから試合を決定づける3点目を叩き込み、優勝に貢献した。
その中で半代も準決勝の日章学園戦ではヘッドで同点弾をたたき込むと、決勝の九州国際大付戦ではCKからヘッドで先制弾。そして2-1で迎えた後半31分に自陣のロングボールに一発で抜け出すと、鮮やかなファーストコントロールから試合を決定づける3点目を叩き込み、優勝に貢献した。
「点も取って、アシストもして、守備もする。将来、よりプレーの幅が広い選手になるためにも必要ですし、大津が昨年を超える成績を残すためにも意識を高く持って、献身的かつ攻撃的にプレーしていきたいです」
まずは最初の大きな大会で有言実行をしてみせた。チームの大黒柱として確固たる自覚を持った半代を中心に、攻守一体となった『公立校の雄』は、次はサニックス杯で全国の強豪を相手に力を磨き、勢いを持って2年連続となるプレミアWESTに乗り込んでいく。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)