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「1か月も口を利かなかった」「悪夢のような思い出」デ・ロッシが兄貴分トッティとの喧嘩を告白!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年02月12日

「両親の喧嘩を見ている子どもみたいに感じていた」

「両親の喧嘩を見ている子どもみたいに感じていた。トッティはさっき言ったような存在し、スパレッティともたくさんのことを分かち合ったんだ。彼にも大きな敬意を払っていた。あのバカげた状況は嫌だったね。チームが勝ってもスパレッティはブーイングされ、一方でトッティがローマのためになることを考えていないなんて言う声まであった」

 これから指導者を目指すデ・ロッシは「ユースには父がいる。クラブとの関係は切れていない。ライセンスを取得したら、プリマベーラ(U-19)とかを率いることもできる」と、ローマ復帰に言及した。

 そのうえで、ローマのトップチームで指揮を執ることについては「ローマは偉大なクラブだ。選手として愛されたからというだけで求めることはできない」と慎重だ。
 
「まずは自分にそれができることを示さなければいけない。3連敗したら、自分が『未来のキャプテン』と言われた選手だったことなど人は忘れてしまう。そして結果を要求する。それは正しいことだ。それに、パウロ・フォンセカ(現監督)に迷惑をかけたくない。彼は優秀で、長く続けると思う」

 それでも、サポーターはいつかその日が訪れることを願っている。愛するローマを、愛するデ・ロッシが監督として率いるその日を――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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