「ロッカールームは酷い状態」メッシの“激震投稿”の裏にある、バルサの「キャプテン4人制」の限界【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

エル・パイス紙

2020年02月09日

良好な関係だったテア・シュテーゲンとメッシが口論

バルベルデ前監督のサッカーに不満を持っていたブスケッツ。盟友シャビの監督就任を望んだが……。(C)Getty Images

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 その不満分子の1人がブスケッツだった。お互いチームメイトだった頃に彼が頻繁に戦術談議に花を咲かせた相手がシャビで、チームの中でもバルサ伝統のスタイルを重んじる急先鋒だ。2人のそんな関係はシャビがカタールリーグのアル・サッドに移籍し、現役を引退し監督に転身してからも続いている。

 開幕以来、出場機会が激減していたイバン・ラキティッチ、ベテランの1人であるジョルディ・アルバもブスケッツ派に属し、試合内容が一向に改善しない状況を前に次第に彼らの間でシャビの監督就任を期待する声があがった。

 我が道を行くタイプのテア・シュテーゲンが、チャンピオンズ・リーグのスラビア・プラハ戦(グループステージ第3節)後にチーム批判を展開したのはまさにそんな時だった。また後述するバレンシア戦直後の練習中にが、ルーズボールの競り合いをきっかけにテア・シュテーゲンとメッシの間で口論が繰り広げられた。
 
 もともと両者の関係は極めて良好だ。メッシが昨年12月にバロンドールを受賞したその式典で、テア・シュテーゲンの呼びかけで仲良く一緒に写真に収まっている。しかしその一方で、テア・シュテーゲンは今シーズン加入したフレンキー・デヨングを親身になってサポートし、ラキティッチやネウソン・セメドと親しくし、クレマン・ラングレ、サミュエル・ウンティティ、ウスマンヌ・デンベレが形成するフランス人グループとも信頼関係を築いている。

 このフランス人グループは結束力が強い分、ドレッシングルームでは浮いた存在になっているが、同じく一大勢力を築くのが、メッシ、ルイス・スアレス、アルトゥーロ・ビダルらが構成するラテンアメリカ人グループだ。今シーズン新たに加わったアントワーヌ・グリエーズマンは当初彼らから色眼鏡で見られていた。

 アトレティコ・マドリー時代のチームメイトで、ルイス・スアレスとも長年ウルグアイ代表で一緒に戦った仲であるディエゴ・ゴディン(現インテル)の電話による取り成しと、入団以来の謙虚な振る舞いもプラスに働いて徐々に状況は改善されてきたが、グリエーズマンがフランス人グループに属しているのは紛れもない事実だ。
 

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