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「エグいです…」ファン・ダイクの身体に触れた日本人トレーナーが感じた“怪物CB”の凄みとは?【現地発】

カテゴリ:ワールド

松澤浩三

2020年01月28日

「ほぼジムに行っていないのに…」

サウサンプトン時代のファン・ダイクを施術した木谷トレーナー(右)。(C)Masashi KITANI

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 ファン・ダイクの身体については、吉田も19年5月に英紙『サン』のインタビューで「彼はほぼジムに行くことがないのに、強くて速い」とコメントしていたのが思い出される。木谷氏も次のように続ける。

「筋トレをあまりせずに、あそこまで仕上がっているのは“エグい”です。日本人だったら、ありえません。そこは生物学的に仕方ない部分ですが。なんと言いますか、出来上がっている身体なんですよ。

 触ってみたときに『この選手の真の能力はまだ30パーセント眠っている』と感じることもありますが、ファン・ダイクの場合は引き出せる余地があまりに少なかった。

 感覚的な話になってしまいますが。もちろん、僕らトレーナーが手を加えれば多少良くなるとは思います。ただ、高が知れているでしょうね。悔しいですけど。何もせずしてトップレベルのパフォーマンスを出せる選手。とても稀なタイプです」

 昨シーズンはチャンピオンズ・リーグを制して欧州王者に輝いたリバプール。ただ、2年前にユルゲン・クロップ監督がファン・ダイクを獲得した最大の理由は、悲願のプレミアリーグ制覇を果たすためだ。

 23試合を終えた今シーズンは、ここまで22勝1分。いまだ無敗を維持し、2位マンチェスター・シティに勝点16差をつけて首位を独走している。

 リバプールのバックラインに絶対不可欠になった「人類最強の男」が、クラブのレジェンドであるスティーブン・ジェラードでさえも叶えられなかった至上命題である「正真正銘の名門復活」、つまり30年ぶりの国内リーグ制覇へと、リバプールを導くことになりそうだ。

文●松澤浩三
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