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埼玉の高校サッカー界に新風を吹き込むか。浦和ユース出身の青年監督と県立・川口青陵の挑戦

カテゴリ:高校・ユース・その他

河野正

2020年01月21日

「達成可能な選手権予選ベスト8を目ざしたい」

浦和ユース時代の山田監督(前列左端)。同期には宇賀神(中列右から3人目)や堤(前列左から4人目)、西澤(後列左端)といった面々の姿も。

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 現3年生が南部支部所属だったU-16リーグ(1年生大会)を県2部へと昇格させ、現2年生は22校中3位と大躍進。S級に次ぐコーチ資格、A級ジェネラルを持つ埼玉の高校指導者は17人だが、山田監督は最年少で取得している。そんな指揮官を慕って中体連の有能な選手が集まってきた。

 中学で同じ学習塾に通っていたこのふたりは、山田監督の存在が決め手となって川口青陵を選んだそうだ。新チームの主将、FW具志堅英が「先生の指導は丁寧ですごく分かりやすい」と言えば、副主将のMF林拓杜は「指示が明確だし、一緒にプレーするとものすごく上手で手本になる」と敬慕する。さらには副主将のMF倉持廣斗も「ためになる教えが多く出会えて良かった」と喜んだ。

 新チームは昨季のレギュラー格が7人も残る。今季は埼玉県国体少年選抜の監督を兼務するなど多忙な山田監督だが、「努力すれば達成可能な選手権予選ベスト8を目ざしたい」と抱負を述べ、新たな歴史を刻む決意を示した。

 サッカーマンに必要な豊かな人間性を備えた指揮官に鍛えられ、まずは開催中の新人大会・南部支部予選での上位進出を狙っている。

取材・文●河野 正
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