「チームを動かせて、気配りのできる選手になりたい」
エースMFの植村洋斗は、ともに3ボランチを構成するルーキーの成長を間近で見てきた。
「本当に選手権予選の前にスタメンになって、かなりのプレッシャーがあったと思う。自分も高1のときにひとりだけ出させてもらったから、気持ちが分かる部分があります。近い位置でプレーしてるんで、常に声を掛けて、好きなようにやっていい、困ったら俺に出せばいいと言ってます。普段も友だちみたいな感じで付き合ってますよ」
そこは、学年間の垣根がほぼない日大藤沢ならでの雰囲気だろう。周囲のサポートを受ける植木は「先輩たちが本当に親しみやすくて、ピッチ外でもやりやすいんです」と感謝を口にする。
横浜ユースに昇格できず、いくつかの候補のなかから迷うことなく日大藤沢を選んだ。小学校のころ、選手権ベスト4に食い込んだ桜色のユニホームに憧れた。「やっても観ても楽しいのが日藤のサッカー。僕も充実してプレーしています」と笑みを浮かべる。
理想とするのは、バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デヨング。「チームを動かせて、気配りのできる選手になりたいですね」と語る。そして目ざすのは、2年後のプロ入りだ。「それまでに身長とフィジカルを伸ばしたい」と謙虚に答え、16歳らしい屈託のない笑顔を見せた。
取材・文●川原崇(高校サッカーダイジェスト編集長)
「本当に選手権予選の前にスタメンになって、かなりのプレッシャーがあったと思う。自分も高1のときにひとりだけ出させてもらったから、気持ちが分かる部分があります。近い位置でプレーしてるんで、常に声を掛けて、好きなようにやっていい、困ったら俺に出せばいいと言ってます。普段も友だちみたいな感じで付き合ってますよ」
そこは、学年間の垣根がほぼない日大藤沢ならでの雰囲気だろう。周囲のサポートを受ける植木は「先輩たちが本当に親しみやすくて、ピッチ外でもやりやすいんです」と感謝を口にする。
横浜ユースに昇格できず、いくつかの候補のなかから迷うことなく日大藤沢を選んだ。小学校のころ、選手権ベスト4に食い込んだ桜色のユニホームに憧れた。「やっても観ても楽しいのが日藤のサッカー。僕も充実してプレーしています」と笑みを浮かべる。
理想とするのは、バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デヨング。「チームを動かせて、気配りのできる選手になりたいですね」と語る。そして目ざすのは、2年後のプロ入りだ。「それまでに身長とフィジカルを伸ばしたい」と謙虚に答え、16歳らしい屈託のない笑顔を見せた。
取材・文●川原崇(高校サッカーダイジェスト編集長)