「極東エリアでのマーケティングを考えても…」
さらに同紙は、リバプールの思惑を次のように推し量る。
「ミナミノには攻撃的な位置ならどこでもこなすユーティリティー性があり、いかにもクロップが好みそうなタイプ。リバプールのチームカラーに適した人材だと言える。極東エリアでのマーケティングを考えても、クラブにとっては意義のある補強となるはずだ」
「ミナミノには攻撃的な位置ならどこでもこなすユーティリティー性があり、いかにもクロップが好みそうなタイプ。リバプールのチームカラーに適した人材だと言える。極東エリアでのマーケティングを考えても、クラブにとっては意義のある補強となるはずだ」
加えて、今季からチャンピオンズ・リーグのレギュレーションが変更になった点も関係している。以前はグループステージで出場歴があれば、冬に移籍した先のクラブでノックアウトラウンドに参戦できなかったが、そのルールが撤廃された。よって南野はリバプール入団を果たせば、ふたたびCLのピッチに立つことができる。クロップ監督は今冬のスカッドのテコ入れを明言しており、南野はシーズン後半戦に向けた重要なピースと捉えられているのだ。
はたして日本のサッカーファンが注視するこのビッグディールは、晴れて成立の運びとなるのか。俄然、期待が高まっている(※その後12月19日、正式に南野のリバプールへの移籍が発表された)。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部