“マルチ”な南野はインサイドハーフで起用される可能性も
現地時間12月19日、リバプールは、レッドブル・ザルツブルクの日本代表FW南野拓実を完全移籍で獲得したと発表した。
英公共放送『BBC』を始めとする現地メディアによれば、リバプールは違約金725万ポンド(約10億1500万円)をザルツブルクに支払うことで合意。契約期間は2024年6月までのおよそ4年半になるという。
24歳のサムライ戦士が加わったリバプールは、“超”が付くほどの名門だ。昨シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)制覇を含め、イギリスのクラブチームでは最多となる6度の欧州制覇を経験。国内トップリーグの優勝回数も18回を誇っている。
目下、プレミアリーグで首位を独走し、30年ぶりのトップリーグ制覇を目指しているレッズの陣容には、錚々たる名手たちが顔を並べるが、南野にチャンスは訪れるのか。基本システムとなる4-3-3での序列を整理した。
英公共放送『BBC』を始めとする現地メディアによれば、リバプールは違約金725万ポンド(約10億1500万円)をザルツブルクに支払うことで合意。契約期間は2024年6月までのおよそ4年半になるという。
24歳のサムライ戦士が加わったリバプールは、“超”が付くほどの名門だ。昨シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)制覇を含め、イギリスのクラブチームでは最多となる6度の欧州制覇を経験。国内トップリーグの優勝回数も18回を誇っている。
目下、プレミアリーグで首位を独走し、30年ぶりのトップリーグ制覇を目指しているレッズの陣容には、錚々たる名手たちが顔を並べるが、南野にチャンスは訪れるのか。基本システムとなる4-3-3での序列を整理した。
GKと4バックは基本的に固定されている。守護神はビルドアップ能力にも長けたアリソンが正守護神を務め、最終ラインは右からトレント・アレクサンダー=アーノルド、ジョエル・マティプ、フィルジル・ファン・ダイク、アンドリュー・ロバートソンが君臨する。現在はマティプとその控えであるデヤン・ロブレンが故障を抱えており、ジョー・ゴメスが穴埋め役を担っているが、よほどのことがない限りは、守備の陣容に変動はない。
中盤は、ファビーニョがアンカーを務めるが、そのブラジル代表MFが左足首を負傷して約1か月半の離脱を強いられている現在は、右インサイドハーフで起用されてきた主将のジョーダン・ヘンダーソンが代役を担っている。
それに伴い、インサイドハーフは、ジョルジニオ・ヴァイナルダム、ナビ・ケイタ、ジェームズ・ミルナー、アレックス・チェンバレン、アダム・ララーナが過密日程の疲労度を考慮されながら起用されている。
だが、ララーナとチェンバレンは、ユルゲン・クロップ監督の志向するゲーゲンプレスを体現するうえで求められる運動量の面で、劣っている感が否めず。ザルツブルクでは、インサイドハーフやトップ下も器用にこなしたマルチな南野が、ここで起用される可能性も小さくない。