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「日本監督も驚いた“前方圧迫”」「非地上波で視聴率1位」韓国メディアは、E-1日韓戦をどう伝えたのか?

カテゴリ:日本代表

ピッチコミュニケーションズ

2019年12月19日

欧州組が不在のため地上波放送はなかった韓国。興行的な失敗を指摘する声も?

 また、日本戦が大会最終戦でもあったため、大会の総括をするメディアもあった。『ベストイレブン』は、「韓国サッカーが東アジアカップを通じて確認したこと」と見出しを打った。記事では「韓国サッカーがアジアでは相変わらず健在であることを確認した大会」と振り返っており、「ベント監督が愛用するファン・インボム、ナ・サンホのラインがなぜよく選択されるのかを大会を通じて知ることができた。ファン・インボムは韓国が大会で決めた計4ゴールのうち、半分(2ゴール)を担った。ナ・サンホもまた密集守備を解体する専門家らしい役割を果たした」と評価した。

 そしてベント監督が確認したこととして、「これまでの哲学」を挙げ、「ベント・コリアは日本戦で前方からの強いプレッシャーと速いプレーで結果と内容を掴んだ。大会全勝、無失点の優勝によって、ベント監督が目指す道が間違っていないことを確認した」と報じた。

 ただ一方で、「ベストメンバーではない今大会に、あまり多くの意味を付与することは正しくない。日本は23歳以下の若手を主軸にしたし、中国もリッピ監督の代行体制で不完全な戦力で大会に臨んだ」と、冷静さも忘れなかった。

 今大会はソン・フンミンやファン・ウィジョ、イ・ガンインといった欧州組が出場していないことから、地上波でも中継されず、韓国では興行的な失敗を指摘する声も上がった。しかし、こと日韓戦に関しては「韓日戦の中継放送、非地上波では視聴率1位」(『ニューシス』)とあるように、「当日放送されたすべての非地上波放送で最高の視聴率」となった。有料加入世帯基準では全国視聴率9.3%だったそうだ。香港戦4.3%、中国戦6.3%だったことからも高い注目度を誇っていたことが窺える。

 いずれにしても3連覇という結果を残し、有終の美を飾った韓国。3月から再開するカタール・ワールドカップ・アジア2次予選に向けて、勢いがついたことは間違いなさそうだ。

構成●ピッチコミュニケーションズ
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