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浦和、3年計画で掲げた復権への目標設定と補強ポイント。ただしチーム作りの具体的な言及には…

カテゴリ:Jリーグ

佐藤亮太

2019年12月13日

攻撃的なサッカーはどこまで具現化できるのか?

2019年は無冠に終わった浦和。来季は反攻のシーズンとできるか。(C) SOCCER DIGEST

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 およそ1時間10分の会見。苦しい現状を受け入れ、チームをなんとかしたい、“浦和レッズ”とホームタウンである“浦和の街”を再び、強く結びつけたい、そうした熱は感じられた。

 ただし、目指すサッカースタイルやチーム作りの方向性など、具体的な内容に乏しかった印象は拭えない。そのため、新コンセプトを高らかに宣言したものの、いまだコンセプト先行の感は否めず、いったいチームが何をしようとしているのか、いまひとつ不透明な印象も残った。

 また新コンセプトを了承したうえで、その実現に着手できると踏んで固まった大槻毅監督の来季続投。クラブと大槻監督がともに目指す攻撃的なサッカーは、どこまで具現化できるのか? またその環境をクラブがしっかりと作れるのか? 会見の内容だけでは、その根拠を明確に示すには至っていない。

 J1リーグ14位。アジア・チャンピオンズリーグ準優勝。天皇杯4回戦で敗退。ルヴァンカップは準々決勝敗退と無冠で終わった2019シーズン。浦和は再び熱のこもったスタジアムを取り戻すことはできるのか。

 毎年1月に行なわれる新体制会見でクラブの本気の一端が見られるはず。いや、見せなければ復権はますます遠のいてしまう。

取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
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