センスの良さが光ったのは…
武蔵の1点目をアシストした森島のセンスの良さも光っていた。あと2戦でどれだけアピールできるかだけど、今後も代表に呼ばれる存在になるかもしれない。他の選手にもそれは言えるけどね。
中盤センターを組んだ橋本と井手口は、この相手ならもっと攻撃面の良さを発揮してほしかった。時間がなく、コンビネーションの難しさがあったのかもしれない。トップに入った上田は、コパ・アメリカの時もそうだったけど、チャンスは作るんだけど、なかなかゴールを決め切れないね。敵の裏を取る動きとか、前線からの献身的な守備とか、運動量は評価できるけど。
中盤センターを組んだ橋本と井手口は、この相手ならもっと攻撃面の良さを発揮してほしかった。時間がなく、コンビネーションの難しさがあったのかもしれない。トップに入った上田は、コパ・アメリカの時もそうだったけど、チャンスは作るんだけど、なかなかゴールを決め切れないね。敵の裏を取る動きとか、前線からの献身的な守備とか、運動量は評価できるけど。
反省点はやはり、終了間際の失点だ。人数がいたにもかかわらず、畠中のポジショニングが瞬間的に遅れ、前に入られてしまった。あぁなったら、いいボールがきたら防ぎようがないからね。あの場面でもっと寄せたほうがよかったのか、ゴール前を固めるべきだったのか、そういう共通意識を煮詰めていく必要があると思う。この失点を軽く見てはいけない。
そもそも森保監督は、どういうコンセプトで試合に臨み、ここができた、ここができなかった、ということを発信することがほとんどない。ベネズエラ戦で、左サイドで2対1の状況を作りながら、簡単にクロスを上げられてロンドンにゴールを許したケースもそうだったけど、「あの場面ではこう守って欲しかった」というようなことをもっと会見で伝えてもいいと思う。
そのベネズエラ戦で失点に絡んだ佐々木の起用に固執する点も疑問が残る。特別悪いわけじゃないけど、持ち上がれるわけじゃないし、パスも捌ききれない。単純な判断ミスもあったしね。そもそも年齢(30歳)を考えても伸びしろがあるわけじゃないし、次代を担う選手にチャンスを与えてもいいと思うけど……。
次の香港戦まで中3日ある。そのなかで、森保監督の目指すスタイルをどれだけ植え付けられるか。個々の選手が、いつ代表に呼ばれてもすんなり入っていけるようにイメージを共有する必要がある。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【代表PHOTO】中国 1-2 日本|鈴木武蔵の代表初ゴール、三浦弦太の追加点で初戦白星スタート!
そもそも森保監督は、どういうコンセプトで試合に臨み、ここができた、ここができなかった、ということを発信することがほとんどない。ベネズエラ戦で、左サイドで2対1の状況を作りながら、簡単にクロスを上げられてロンドンにゴールを許したケースもそうだったけど、「あの場面ではこう守って欲しかった」というようなことをもっと会見で伝えてもいいと思う。
そのベネズエラ戦で失点に絡んだ佐々木の起用に固執する点も疑問が残る。特別悪いわけじゃないけど、持ち上がれるわけじゃないし、パスも捌ききれない。単純な判断ミスもあったしね。そもそも年齢(30歳)を考えても伸びしろがあるわけじゃないし、次代を担う選手にチャンスを与えてもいいと思うけど……。
次の香港戦まで中3日ある。そのなかで、森保監督の目指すスタイルをどれだけ植え付けられるか。個々の選手が、いつ代表に呼ばれてもすんなり入っていけるようにイメージを共有する必要がある。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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