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もつれにもつれそうなJリーグの優勝争い――最後に勝負を分けるのは?【小宮良之の日本サッカー兵法書】

カテゴリ:連載・コラム

小宮良之

2019年11月22日

残り3試合、どのチームにも決定打はない

 今シーズンのJ1は残り3試合。首位のFC東京、2位の横浜F・マリノス、3位の鹿島アントラーズ、そして4位の川崎フロンターレの4チームが、優勝の可能性がある。昨シーズン王者の川崎は、首位と5ポイント差だけに(しかも1試合多く消化)、数字的にはかなり苦しいか。東京、鹿島、横浜は勝点3差の中にひしめき合うだけに、1試合で順位がひっくり返る。現状、どこも決定打はない。

 やはり、最後はメンタルがモノを言うことになるか。優勝という重圧に、どれだけ耐えられる選手がいるか。もしくは、チームとして熟成しているか。首位を長く張ってきた東京は、優勝をする資格を持っている。日本代表の橋本拳人を中心にした堅守カウンターの形は、一つの極みに達した感もあるが……。結局、最後は予想がつかない。まさか、があるのだ。

 あるいは、そこに今のJリーグの醍醐味があるのかもしれない。

文●小宮良之

【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月には『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たした。
 
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