【東京五輪のオーバーエイジ提言】A代表の3人がベストチョイス。本田も実は適役か

カテゴリ:日本代表

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年11月20日

ボランチの適任は柴崎、山口、そして…

かねてより東京五輪出場の願望を口にする本田。能力やパーソナリティを考えれば、実は打ってつけの人材である。(C)Getty Images

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 3つ目に挙げるのが、チームのバランスを左右するボランチ。キャプテン中山雄太(ズウォーレ)は、能力こそ申し分ないが、調子の波が気掛かり。今季メキメキと頭角を現わしている田中碧(川崎)も、レギュラー奪取には至っていない。

 ゲームメイクに大きな影響を及ぼすこの重要ポジションには、パス能力だけでなく、リーダーシップがある選手が良いだろう。理想は柴崎岳(デポルティボ)だ。A代表でキャプテンを担う試合もあり、状況把握も的確。チームのリズムコントロールをしてくれるはずだ。
 
 その点では、山口蛍(神戸)も候補者のひとり。C大阪や神戸でもキャプテンマークを巻いていて、なによりロンドン五輪でベスト4入りを経験しているのは頼もしい。さらに、東京五輪に出てボランチとして久保や堂安を活かすというビジョンを語る本田圭佑(フィテッセ)も実は適役。大舞台でこそ輝く強烈なメンタリティで若手を引っ張ってくれそうだ。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
 
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