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「3試合で無失点は自信に」U-17日本代表、ベスト8を懸けたメキシコ戦に勝算は? 北中米MVPの10番ルナは要注意!

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2019年11月06日

苦しい時間帯は我慢し、一瞬の隙を突いてゴールを奪う。これまで通りの戦いが出来れば、十分に勝機はある

日本時間の7日早朝にメキシコと対戦するU-17日本代表。前回達成できなかった8強入りに挑む。(C) Getty Images

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 攻守にタレントを揃えるメキシコに対し、日本はどう戦うのか。基本的な戦い方は、グループステージと大きく変わらないだろう。献身的な守備とともに、西川のキープ力、若月のスピードを生かした攻撃が生命線となる。とりわけ、攻撃面で長所を発揮するためには、前線からのプレスがポイントになる。

 メキシコは日本がグループリーグ初戦で対峙したオランダと同様に、2枚のCBとボランチの3人でビルドアップを行なう場面が多い。正確なフィードで一気に局面を打開する術も持っており、彼らに対するプレッシングがゲームの肝。高い位置でボールを奪えれば、ショートカウンターで一気にチャンスを生み出せる。それだけにFW2人の守備も重要になるはずだ。

 相手も“日本対策”を講じてくるはずで、想定とは違うこともある。ただ、このワールドカップで事前情報と違った試合は経験済み。

「高い位置で取れるのが理想。だけど、ボールが奪えなくても後ろで取れれば、オランダ戦のように前のスペースが活きてくる。そこを上手く抜け出して、パスをもらえるようにしたい。相手がどんなフォーメーションで来るか分からないけど、試合中に察知しながら戦いたい」


 西川が話す通り、思い通りの展開にならないのは、選手たちも承知している。苦しい時間帯は我慢し、一瞬の隙を突いてゴールを奪う。これまで通りの戦いが出来れば、十分に勝機はある。

「3試合やって無失点というのは自信になったと思う。得たものをぶつけて、みんなの想いが詰まったひとつのゴールを決めて勝ちたい」とは森山監督の言葉。3試合で培った経験値をフルに使い、過去最高の8強入りを掴み取る。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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