GK
1 八田直樹(磐田)6.5●初選出
1失点目は味方に当たって反応が遅れるも、清水FWのドウグラスのシュートを弾くなどチームを勝利へ導くセーブはいくつかあった。
DF
26 マギーニョ(川崎)6.5●初選出
出場停止や負傷者が重なったなか、右SBでスタメン出場。カウンター時のスプリント力はさすがだったが、82分にはパスミスで失点を献上した。それでも、2分後にはこぼれ球を豪快に蹴り込んで決勝点をマーク! 良い意味でも悪い意味でも目立ち、チームに勝点3をもたらしたという意味でMOMに選出。
32 渡辺 剛(FC東京)6.5●5回目
7分に得意のヘッドで追加点。今季ここまでの好調がフロックではないことを大分戦でも証明した。ルーキーとは思えない落ち着きぶりだ。
4 飯田真輝(松本)6.5●3回目
両サイドから入ってくるクロスをはね返し続けた。集中を切らさず最少失点で切り抜ける原動力になった。
5 ティーラトン(横浜)6.5●3回目
自慢の左足を駆使して、長短織り交ぜたパスを周囲に配給。17分には狙いすましたクロスで遠藤のゴールをアシスト。対峙する相手の逆を取るキックフェイントもセンスがあり、ピッチ中央にポジションを移せば、まるでボランチのように質の高いサイドチェンジを繰り出す。以前に比べてプレーの安定感が増した印象で、守備でも堅実さが出てきた。
MF
7 遠藤保仁(G大阪)6.5●2回目
アンカーとして先発し、遅攻や速攻、多彩なアイデアでチームを牽引し、ゲームをコントロール。経験値の違いを見せた。
【今節のベストイレブン】の採点&寸評
20 杉本太郎(松本)7●初選出
前半からカウンターなどで相手の脅威に。豪快なミドル、そして貴重な同点ゴールを決めた。
15 アダイウトン(磐田)6.5●2回目
スタートは2トップの一角も、やや左サイドに張ってプレーし、スピードのあるドリブルで相手の脅威になり続けた。86分にはルキアンとのパス交換から得点を奪い、この日の最大殊勲者に。
11 遠藤渓太(横浜)6.5●5回目
ティーラトンのクロスに右足でダイレクトで合わせ、チームを勢いづかせる先制点。44分には相手GKを慌てさせる強烈なミドルも。プレスバックも手を抜かなかった。
FW
11 永井謙佑(FC東京)7●7回目
立ち上がりから積極的にボールに絡み、5分には先制弾。チームに勢いをもたらしたという意味で、とてつもなく大きな1点だった。
THIS WEEK MVP
33 宇佐美貴史(G大阪)7●2回目
小野瀬の先制点につながった10分の右CKでキッカーを務め、前半ロスタイムに遠藤との絶妙なパスワークから追加点、50分にはカウンターでダメ押しと、3得点すべてに絡む活躍を見せた。
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部