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【川崎】負傷から一夜明け…左膝前十字靭帯損傷の中村憲剛は力強い言葉「この怪我にも意味があるはず」

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2019年11月03日

ピッチに戻れる日を信じて――

広島戦ではトップ下で先発。再びピッチに戻れる日を待ちたい。(C)SOCCER DIGEST

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 振り返れば激動の1週間だった。10月26日のルヴァンカップ決勝では悲願の大会制覇を果たし、同31日には39歳の誕生日を迎えた。

「いろいろありすぎましたよね。ルヴァンで優勝して、誕生日を迎えて、最初の試合でこの怪我をするかと」

 それでも苦難を乗り越える覚悟だ。

「意味があるんだろうなと思います。この年齢で、この立場で怪我をしたことに意味があるんだろうなと。逆にこの怪我を乗り越えた時に、サッカー人生で経験することをほぼ“コンプリート”しているんだろうなと。そうやってポジティブに考えたい」
 復帰は来季。その雄姿を再びピッチで見られることを今は切に願う。リーグMVP、リーグ連覇、そしてルヴァンカップ優勝――苦しみながらも結果を残してきた男は、必ずや怪我を乗り越えて戻ってきてくれるはずだ。

 リハビリでは厳しい日々を過ごすかもしれない。ただ多くを背負いすぎる必要はない。今までのようにゆっくり一歩ずつ前へ進む姿からは、多くの人が勇気をもらえるはずだ。それだけ川崎の背番号14の存在感、影響力は絶大である。等々力のピッチで再び大声援を受ける日を信じながら、今はただただエールを送りたい。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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