称えたいのはフリーキックの名手とフロンターレに流れを引き寄せたレフティ
ここまで白熱した展開も珍しいけど、このシーソーゲームを演出したふたりの選手を称えたい。ひとりはコンサドーレの福森だ。言うまでもなく、フリーキックの名手。延長後半の一発も当たり前のように決めたけど、“ここぞ”で決めるという選手はなかなかお目にかかれない。しかも、決勝戦という舞台で。敗れたとはいえ、拍手を贈りたいね。
そして、もうひとりはフロンターレの家長だ。新井や小林が派手なパフォーマンスを見せたなかで、なかなかスポットライトが当たりにくい形になってしまったけど、120分トータルでフロンターレを支えたのは、間違いなく家長だと思う。
そして、もうひとりはフロンターレの家長だ。新井や小林が派手なパフォーマンスを見せたなかで、なかなかスポットライトが当たりにくい形になってしまったけど、120分トータルでフロンターレを支えたのは、間違いなく家長だと思う。
最終的に小林が2点を決めて、新井がPKを止めて勝ったけど、レアンドロ・ダミアンや脇坂のシュートがちゃんと決まっていたら、完璧なお膳立てをした家長がMVPになっていたかもしれない。それに、前半の立ち上がりにコンサドーレに流れが行きかけた時も、家長がサイドでしっかりポイントを作って、攻撃にリズムを生み出した。
前半は憲剛がいない、小林もいないというなかで、彼もいなかったら、フロンターレは前半で追いつけなかったかもしれないね。さすがは昨年のJリーグMVPらしい働きぶりだった。個人的には、彼にマン・オブ・ザ・マッチをあげたいね。
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