三好、堂安、安部、久保が居並ぶ激戦区で定位置を掴めるか?
こうして決定力を高めると、イングランドのマンチェスター・シティの目に止まり、電撃移籍。出場経験を積むために、レンタルで武者修行することになる。その際、いくつかの候補クラブを提示された。その中には「オランダの良いクラブの名前もあった」という。だが、そこで食野はあえて、世間的にはあまり知られていない、スコットランドの古豪を選ぶのだ。
「僕は最終的にシティに戻りたい。じゃあ、プレミアリーグに一番近いサッカーをしているリーグはどこかというと、スコットランド。身体のデカイ選手とガシャンガシャンやって揉まれれば、プレミアでも負けないくらい強い身体になれると思っています」
その成果はU-22ブラジル代表戦でもさっそく見て取れた。ブラジルのDFたちに身体をぶつけられながらもブロックしてゴール前までボールを運び、囲まれながらもシュートまで持ち込んだのだ。
「僕は最終的にシティに戻りたい。じゃあ、プレミアリーグに一番近いサッカーをしているリーグはどこかというと、スコットランド。身体のデカイ選手とガシャンガシャンやって揉まれれば、プレミアでも負けないくらい強い身体になれると思っています」
その成果はU-22ブラジル代表戦でもさっそく見て取れた。ブラジルのDFたちに身体をぶつけられながらもブロックしてゴール前までボールを運び、囲まれながらもシュートまで持ち込んだのだ。
「ブラジル相手にシュートまで持って行けたのはポジティブに捉えていいと思います。ただ、自分のポジションは結果を出してナンボ。今日、得点に絡めなかったのは反省です。ハーツに戻って、しっかり積み重ねていきたいと思います」
U-22日本代表のシャドーのポジションは、三好康児、堂安律、安部裕葵、久保建英らが居並ぶ激戦区。だが、ブラジル合宿が始まった頃、「初めて呼んでもらったからには爪痕を残して帰ろうと思っています」と誓っていた銀狼が、彼らの間に割って入るだけの存在感を示したのは、間違いない。
取材・文●飯尾篤史(スポーツライター)
U-22日本代表のシャドーのポジションは、三好康児、堂安律、安部裕葵、久保建英らが居並ぶ激戦区。だが、ブラジル合宿が始まった頃、「初めて呼んでもらったからには爪痕を残して帰ろうと思っています」と誓っていた銀狼が、彼らの間に割って入るだけの存在感を示したのは、間違いない。
取材・文●飯尾篤史(スポーツライター)