【PHOTO特集:トライオンの様子はこちらから】

圧倒的な素材の柔らかさで素足感覚のボールタッチを実現する「COPA(コパ)」、アッパー表面の凹凸がボールとのグリップ力を高めることでコントロール精度をアップさせてくれる「PREDATOR(プレデター)」、軽量化に極限までこだわり圧倒的なスピードを生み出す「X(エックス)」、テープ状のアッパー素材を使用することでホールド感を高め、激しく俊敏なプレーをサポートしてくれる「NEMEZIZ(ネメシス)」。
“鬼フィット”のキャッチコピー通りに足へのフィット感を最重要視して設計され、さらには自分のプレースタイルに最適な機能を搭載した4モデルから選ぶことが出来る。
朝から強い雨が降る中でのトライオンとなったが、練習に取り組む選手たちの熱量は高く、キャプテンの豊島も「インターハイ予選で負けてから選手たちの気持ちが入り、シビアな雰囲気が出でいる」とチームの変化を感じている印象だった。
選手権予選まで残り2ヶ月。安定感を高め、激戦の茨城県予選を勝ち上がれるか。夏の結果に満足せず、チームはさらなる成長を目指してトレーニングに励んでいる。とりわけ、球際や戦う姿勢は今以上に高めたいポイントだ。
「立ち上がりの雰囲気、入りでくじけなければ、全国レベルの相手ともやれる。でも、後半の立ち上がりに失点する現象が起こっているので、そこさえ改善できればやっていけるなと思いました」(磯部)
「勝負に対してシビアにならないといけないですし、もっとやらないといけないんです。一つひとつのプレー。シュートブロックや間合いももっと突き詰めないといけない」(中島)
悲願の選手権出場へ。現在の3年生たちは上田たちの勇姿を見て、鹿島学園の門を叩いた世代でもある。先輩たちのように全国舞台で活躍したい想いを誰もが持っているのは言うまでもない。
「1年生の頃から負けている光景をずっと見てきたので、優勝する姿を見られずにいた。去年も自分はベンチにいたのですが、試合終了のホイッスルがなった時に凄く悔しかった。自分が3年生になったら、絶対に全国に行ってやろうと思って練習をしてきたので、今度こそ、てっぺんを取りたい」(豊島)
一度も出場せずに高校サッカーを終われない。自分たちの力で、あるべき場所にチームを戻すという強い想いとともに選手権へ挑む。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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