「スピードがあるから走らせる」という意識をそろそろ変えないと
久保ばかりに注目が集まった後半だけど、ひとつ指摘しておきたいことがある。大迫に代わって永井が入ってから、足下ではなくスペースに出すパスが多くなった。永井のスピードを活かしたいという意図は分かるんだけど、ひとりを走らせたところで、惜しいチャンスは作れても、ゴールはなかなか生まれない。
スペースに出すということは、マイボールを放棄することでもある。「スピードがあるから走らせる」という意識を、そろそろ変えていかないと。“カルテット”が足下でパスを繋いでいた前半と比べて、連動性を欠き、サッカーの質が明らかに下がっていた。
スペースに出すということは、マイボールを放棄することでもある。「スピードがあるから走らせる」という意識を、そろそろ変えていかないと。“カルテット”が足下でパスを繋いでいた前半と比べて、連動性を欠き、サッカーの質が明らかに下がっていた。
守備面では、吉田と冨安のセンターバックコンビは安定感抜群だし、酒井と長友の両サイドバックは経験豊富で何の問題もなかった。ただ、そのバックアッパーが気になるよね。酒井が不在の時は、誰が右サイドバックを務めるのか。この試合の後半のように冨安がやるのか。その時、センターバックはどうするのか。長友の後継者だって、そろそろ考えていかないとね。
中盤は柴崎の相棒を誰が務めるのか。遠藤(航)はコンディションがいまいちのようだけど、橋本にしても板倉にしても、岳(柴崎)を引き立たせるプレーが要求される。岳がいない時のことも準備しておかないといけないかもしれない。
全体的には、10日のミャンマー戦から始まるワールドカップ予選に向けていい結果だったと思う。相手を考えれば、まさか2次予選で負けるようなことはないと思うけど、今後に向けて内容が問われるよね。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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中盤は柴崎の相棒を誰が務めるのか。遠藤(航)はコンディションがいまいちのようだけど、橋本にしても板倉にしても、岳(柴崎)を引き立たせるプレーが要求される。岳がいない時のことも準備しておかないといけないかもしれない。
全体的には、10日のミャンマー戦から始まるワールドカップ予選に向けていい結果だったと思う。相手を考えれば、まさか2次予選で負けるようなことはないと思うけど、今後に向けて内容が問われるよね。
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