中田英寿、中村俊輔、本田圭佑…。久保建英が過去の代表スターを超える可能性は?

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2019年09月04日

「選んでもらったからには自分が選ばれた理由を見せなきゃいけない」

パラグアイ戦へ向けて調整に励む久保。果たして出番は?写真:徳原隆元

画像を見る

 さしあたって、ミャンマー戦(ヤンゴン)だが、現状での森保ジャパン・アタッカー陣の序列は中島翔哉(ポルト)、南野拓実(ザルツブルク)、堂安律(PSV)の三銃士がファーストチョイス。6月のキリンチャレンジカップ2連戦とコパ・アメリカ(ブラジル)に呼ばれただけで、まだA代表経験の少ない若武者は、彼らを上回る信頼を得るところからスタートしなければならない。
 
 本人も「選んでもらったからには、自分が選ばれた理由を見せなきゃいけない」と意欲を示しているだけに、まずは5日のパラグアイ戦(鹿島)で自身の存在価値を示すことが肝心だ。南野や堂安より合流が1日遅れたうえ、直近のリーグ戦で出場時間が短かったため、今回はジョーカー的な起用になりそうだが、そこで久保が流れをガラリと変え、堅守のパラグアイを攻略するチャンスを数多く作り、ゴールへの道筋をいくつも見せられれば、森保監督も手応えを得られるはずだ。
 
 レアル・マドリーのトップチームでプレシーズンを過ごし、エデン・アザールやルカ・モドリッチらとの共演で攻撃センスを磨いた経験値は大きい。それをコパ・アメリカ8強の強豪相手に発揮できれば、自ずと代表での序列も変わってくる。すべては久保の一挙手一投足次第ではないだろうか。
 
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【関連記事】
【パラグアイ戦の予想スタメン】“鉄板メンバー”を中心に構成か。久保の起用法は?
悪くない久保建英の選択――ビッグクラブでプレーする“ストレス”は半端ではない【小宮良之の日本サッカー兵法書】
才能だけで久保建英は生まれない。元バルサ育成指導者が日本の状況に覚えた違和感とは
【日本代表】森保一監督がパラグアイ戦のシステムを明言「4バックでスタートしたい」
久保建英がカタールW杯への第一歩、2次予選初戦で日本代表にもたらすもの

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ