「日々の練習、そしてここ馬入グラウンドで起きた出来事がすべて」(岡本)
その一方でこんな見方もある。「見る人は面白いかもしれないが……」と口にしたDF坂圭祐は、「昨年は逃げ切る試合が多かったので、昨年のほうが達成感はある」とポジションならではの答え。坂が言うように昨年、湘南は先行逃げ切りだが、今季は攻めきる戦いを目指した。この展開を予測していたのだろう、「シーズン前、曺さんは“1点取って、取り返されて、追いついて取り返される試合が今年は多くなる”と話していた」(齊藤)。
データを見ると得点できる分、失点が多いのは確かだが、最後までファイティングポーズをとり続ける、これがお題目ではなく、現実に実行されていることが粘りにつながっている。
粘りの源泉――選手の答えは様々だが、底辺に流れるのはこの言葉だ。
「日々の練習、そしてここ馬入グラウンドで起きた出来事がすべて」(岡本)
激しい息遣い。流れる汗。悩み、考え、ぶつけあう。喜怒哀楽が詰まった場所。
データを見ると得点できる分、失点が多いのは確かだが、最後までファイティングポーズをとり続ける、これがお題目ではなく、現実に実行されていることが粘りにつながっている。
粘りの源泉――選手の答えは様々だが、底辺に流れるのはこの言葉だ。
「日々の練習、そしてここ馬入グラウンドで起きた出来事がすべて」(岡本)
激しい息遣い。流れる汗。悩み、考え、ぶつけあう。喜怒哀楽が詰まった場所。
「選手みんなで日々の練習から続けていることは、僕らが生きてきた、やり続けてきた証し。変わらずにやらなければいけないし、乗り越えなければならない」(梅崎)
湘南に宿る魂がここにある。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
【湘南PHOTO】浦和戦は再び劇的な展開に…梅崎が土壇場でPKを決めドロー決着!
湘南に宿る魂がここにある。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
【湘南PHOTO】浦和戦は再び劇的な展開に…梅崎が土壇場でPKを決めドロー決着!