ベレーザがリーグ杯連覇! 指揮官が言及した強さの根源はヴェルディ、ラモス瑠偉…「さらにその先を辿れば、」

カテゴリ:特集

西森彰

2019年08月06日

大会の予選リーグでは女子W杯によって10人近くが代表に招集された

2年連続8度目のリーグカップ優勝を飾ったベレーザ。主力が入れ替わっても、代替わりしても、その強さは持続している。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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 そして、もうひとつの強みが選手一人ひとりの高い戦術理解度だ。ベレーザの永田雅人監督は、ピッチ上の戦局をにらみながら、劣勢に陥っている部分に手を施す。この日は試合前から動きを不安視していた宮澤ひなたを26分で諦めて、遠藤純を投入。64分には同点ゴールを挙げた有吉佐織を下げて、小林里歌子を投入。これに伴って、ピッチに残った選手も3名がポジションを移った。それでも、システムに異常は生じない。
 
「選手交代は点を取りに行く意味でも、リスクもあるんですけれども、でもうちのチームはバランスを崩すことなく、すんなりゲームに入れる選手が多いので、そういった意味では組み合わせもたくさんチャレンジできるし、今日みたいにアクシデントがあってもトータルで勝ち切るということが、チームの力だなということはすごく感じました」(有吉)
 
 このトーナメントの予選リーグは、女子ワールドカップとその準備期間に当たっていた。代表へ10人近くを抜かれたベレーザは、日ごろ、なかなか試合に出る機会の少ない控え組や下部組織の日テレ・メニーナの選手も出場した。
 
 中学生を含むメニーナの選手にはトップリーグの強度や、いつもと違う組み合わせなど、戸惑う部分はあったはずで、大会初戦のAC長野パルセイロ・レディース戦では0対3の完封負けを喫している。最初の3試合を終えて1勝2敗という苦しいスタートだった。だが、試合で出た課題を次の試合に向けて修正していく中で、徐々に環境へ対応していき、最後はグループリーグ突破へつなげた。
 
「メニーナも強度だったり、質だったりは多少違うのかもしれませんけれども、ベレーザと同じようにしっかりとボールをつないで、選手の間に立って選択肢を増やすということを中学1年生からきちんとやっているので、戦術理解がすごい。それがあるので、ベレーザもそうですが、どの選手がでても大幅に力が変わることがない。そういうのがすごく強みだなと思います」(有吉)
 

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