神戸――安井、中坂らはよく“戦った”
交代出場
DF
3 渡部博文 5(HT IN)
72分のボールロストは致命的。前川のファインセーブに救われたが、不安定さは否めなかった。
DF
22 西 大伍 5(HT IN)
後半開始直後はやや硬さを感じさせ、59分にC・ペレスのマークを外し、先制点を献上。その後も何度か左サイドを突破された。
DF
25 大﨑玲央 5.5(HT IN)
リーダーシップは見逃せなかった。身振り手振りを交えて味方に指示を繰り返し、チームの守備バランスを保とうと奮闘した。
DF
32 橋本 和 5.5(HT IN)
ハイライトは68分だ。左サイドでウェリントンのスルーパスを受けると、そのままエリア内に侵入し、ゴールを狙った。81分にデンベレに尻もちをつかされたのが悔やまれる。
MF
20 増山朝陽 5.5(HT IN)
相手陣内のスペースに素早く動き出して精力的にパスを引き出した。持ち前のドリブルが見せられなかったのは反省材料だ。
MF
31 中坂勇哉 6(HT IN)
相手とのマッチアップでも激しく戦い、82分には相手の一瞬の隙を突いてビッグチャンスを得る。アグレッシブな姿勢は素晴らしかった。
MF
35 安井拓也 6(HT IN)
相手のパスワークについていけないシーンもあったが、バイタルエリアでボールを持った時には様々なアイデアでバルサの守備を崩そうとした。
FW
17 ウェリントン 6(HT IN)
自慢のフィジカルを活かしたポストワークはなかなか見せられずも、鋭いサイドチェンジで魅せた。守備も怠らなかった。
FW
21 田中順也 5.5(HT IN)
せっかく度々訪れた相手ゴール前でのシュートチャンスも、モノにできず……。ヒーローになり損ねた。
GK
28 吉丸絢梓 ―(83分IN)
ビハインドの状況でも落ち着いて試合に入った印象。見せ場は多くなかったが、貴重な経験になったのは間違いないだろう。
DF
40 小林友希 ―(83分IN)
80分過ぎに投入されただけにボールを触る機会は少なかった。もっとも終盤には相手のエリア内への侵入を阻止して健闘。
DF
2 那須大亮 ―(87分IN)
試合の最終盤に投入される。プレー時間は短かったものの、スムーズにゲームに溶け込んだ。
監督
トルステン・フィンク 5.5
常にテクニカルエリアいっぱいまで乗り出して細かくコーチング。親善試合とはいえ、決して軽く見ずに臨んだ姿勢は素晴らしい。しかし最後まで反撃の手立ては見いだせなかった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。