スタメン11人中9人が大分中出身。「イメージを共有してきた」
これでリズムを掴んだ大分は後半31分に再び堤が追加点を奪って、一気に近江を突き放すと、試合終了間際の近江猛攻を、1年生守護神・塩治晴士のファインセーブなどで無失点に封じ込め、2−0の完封勝利を飾った。
「今の高3は大分中で全中(全国中学サッカー大会)に出場していて、そのメンバーが多くいる。どことやっても物怖じせずに対等にプレーしてくれていますし、ポジションの変化はある程度任せています」
小野監督がこう手応えを口にしたように、菊地、重見、永松も含め、この試合のレギュラー11人中9人が大分中出身。
「ずっと長い間、一緒にトレーニングを積んでいるし、イメージを共有してきた」と重見が語ったように、今年はある意味大分の『集大成』の1年となっている。その集大成を示す1発目の大会となるインターハイ。まずは初戦を快勝したことで、「全国で結果を出す」(重見)という3年生の強い意志は、より高まりを見せようとしている。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
「今の高3は大分中で全中(全国中学サッカー大会)に出場していて、そのメンバーが多くいる。どことやっても物怖じせずに対等にプレーしてくれていますし、ポジションの変化はある程度任せています」
小野監督がこう手応えを口にしたように、菊地、重見、永松も含め、この試合のレギュラー11人中9人が大分中出身。
「ずっと長い間、一緒にトレーニングを積んでいるし、イメージを共有してきた」と重見が語ったように、今年はある意味大分の『集大成』の1年となっている。その集大成を示す1発目の大会となるインターハイ。まずは初戦を快勝したことで、「全国で結果を出す」(重見)という3年生の強い意志は、より高まりを見せようとしている。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)