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「驚くべきはそのメンタリティーだ!」マドリー番記者が語り尽くす、久保建英の“リアル評”

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年07月26日

ローン先には「バジャドリーかエスパニョール」を推奨

 そしてララ記者は、久保をカスティージャ(Bチーム)でプレーさせるのではなく、ラ・リーガ1部のクラブにレンタルで貸し出すのがベターだと主張する。
 
 だが、首脳陣はそうは考えていないようだ。
 
「正直に言って、現時点でトップチームにクボが入り込む余地はない。カスティージャの監督であるラウール・ゴンサレスは早くもクボを気に入っており、(トップの)ジネディーヌ・ジダン監督も近くで見守りたいと思っている。もしここだと決断すれば、昨シーズンのヴィニシウス・ジュニオールのようにすぐさま昇格させようと考えているのだろう」
 
 それでも、同記者は懸念する。カスティージャが戦うセグンダB(3部リーグ)の舞台が問題なのだと断じる。
 
「心配なのは、セグンダBの現状である。対戦チームにはベテラン選手が多い。闘争心に溢れていて、常にアグレッシブな戦いを挑んでくるだろう。ゲームは実に激しく、クボは格好の標的となる恐れがある。各会場のピッチ状態も悪く、とりわけ冬場が酷い。クボのように溢れんばかりのスキルを持つ選手には、危険な舞台と言って差し支えない」
 
 だからこそララ記者は、「彼のレベルを考えるなら、バジャドリーやエスパニョール(ともに1部)にローンで送り出したほうがいい」と推奨。「これまでにもマドリーの選手たちにとっては良き環境であったし、成長が見込め、自信を手に入れられるクラブだからだ」と説明した。
 
 マドリーとジダン監督は久保に関して、最終的にどのような決断を下すのだろうか。ひとまずは北米遠征が終わり、ラウール新政権下でスタートしているカスティージャに即合流するのか否かが注目される。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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