「知性に溢れる」「カメレオンのように万能」バルサ時代の恩師が称える久保建英の“異才”

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年07月26日

「いかにもマドリーが好みそうな特性だろう」

メガクラブでの新たな船出をスタートさせた久保。恩師のエルナンデス氏もその実力に太鼓判を押す。(C)Getty Images

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 レアル・マドリーへの電撃入団が発表されて早や1か月半。いまや日本代表FW久保建英は日本のみならずスペイン、さらには欧米でも注目の的だ。現在北米ツアー中のトップチームに帯同し、トレーニングやプレシーズンマッチで妙技を連発し、にわかに世界規模で声価を高めている。
 
 そんななか、スポーツとスポーツ文化を深く掘り下げるアメリカの人気サイト『Bleacher Report』も日本の18歳に注目。「日本のメッシがレアル・マドリーでマークを刻む」と題し、さまざまな角度から久保を考察している。そこで登場しているひとりが、オスカル・エルナンデス氏だ。かつて久保少年をバルセロナのマシア(下部組織)に引き入れた人物で、実際に数年間、久保の指導にもあたった育成のスペシャリストだ。言うなればかつての恩師が、同メディアの取材に応じ、“タケ”のストロングポイントについて解説を試みている。
 
 なにより久保には、3つの特性があるとエルナンデス氏は力説する。
 
「ひとりのプレーヤーとして、彼には3つの突出した能力がある。まずは、狭いスペースで素早く決断を下せる能力。自分のため、チームメイトのためにスペースを創出でき、とくにオープンスペースに飛び出すスピードと動きの質は、信じられないレベルにある」
 
「まるでカメレオンのような万能さも彼の長所。通常のポジションは右ウイングだが、もちろん中央へカットインするのが得意で、中盤やセンターフォワードでもプレーできる。非常に優れた左足を持っていて、局面で優位性を保つ術を心得ているんだ」
 
「そして、どんな異なるスタイルにも適応できる能力がある。彼はバルサのラ・マシアでボールポゼッションを重視するフットボールを叩き込まれた。どこでボールを回し、いかにしてスペースを支配すべきかを、多種多様なパスを会得しながらね。一方で彼は、迅速な切り替えがすごく得意だった。とても素早く、的確なボールコントロールができる。いかにもレアル・マドリーが好みそうな特性だろう。つまり、インテリジェンスに溢れたプレーヤーなんだ」

 
 そう言ってベタ褒めするエルナンデス氏だが、やはり、久保がバルサではなくマドリーを選択した事実にはガッカリしたようだ。
 
「当初は誰もがバルサに戻ると信じていたが、何年かが経過して、信頼関係が揺らいでしまった。他の欧州クラブのオファーを受け、マドリーがもっとも興味深いと判断したまでだ」と語り、最後は、「日本に戻ってからもずっとプレーを観ていたし、バルサのフットボールがなんたるかを知る彼は、いつの日かバルサで活躍できると信じていたのだが……。(バルサにとっては)恥でしかない」と残念がった。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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