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川崎戦で必見! チェルシーの指揮官ランパードの“秘蔵っ子”メイソン・マウントとは何者か?

カテゴリ:メガクラブ

羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb)

2019年07月19日

ランパードの練習はキツイ?

コーチングスタッフと綿密に話し込むランパード。その引き締まった顔つきは現役時代のそれだ。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 まさに秘蔵っ子とも呼べるマウントの才能を誰よりも高く買うランパードは、「彼との契約を本当に嬉しく思う」と話す。

「私はアカデミーの選手にいつも注目している。あそこにはトップチームに入る準備ができている選手はたくさんいる。今回、彼と契約したのは年齢ではなくパフォーマンスレベルが確かだからだ。私が若い選手を求めているということがハッキリしたと思う」

 チェルシーのレジェンドから賛辞を贈られた逸材に18日の練習後、少しだけ話を聞いた。まず、来日の前日に発表された5年契約の更新について聞くと、「色んな意味を持つよ」と20歳の青年らしい爽やかな笑顔を浮かべながら語ってくれた。

「本当に僕にとっては本当にエキサイティングなことさ。ベストを尽くしてきたことが認められたとも思う。家族にとっても大きな出来事だよ。6歳からこのクラブでやってきたからね」
 そして、“恩師”と呼べるランパードについて問うと、「僕にとって小さい頃からのロールモデルだった」と憧れを口にした。

「昨シーズンは彼の下でプレーして色々なことを聞いた。ゲームへの入り方とか、苦しい時の立ち振る舞い方とかミッドフィールダーとして何を求められているかとかね。トレーニングはとてもハードだけど、別に苦にはならないよ」

 終始、落ち着いた口ぶりで、はにかみながら受け答えしてくれたマウント。果たして、この好青年は、今後どこまで成長していくのか――。ランパードが「戦力については横一線だ」と強調しているように川崎戦は重要なアピールの場だ。それだけに、そのパフォーマンスに注目したい。

取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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