草津時代に影響を受けた元韓国代表のチームメイトの姿
それでも順調ではなかった。幸い大ケガはなかったが、監督交代などで出場機会を失うこともしばしば。そんな時に脳裏に浮かぶのが草津時代のチームメイトで元韓国代表MFのチェ・ソンヨンの姿だ。
「ある試合で19人帯同して、ソンヨンさんだけが外された。なのに試合前、ピッチに入る前のアップで100パーセント全力だった。その姿勢に、試合に出られない時に何をするべきかが大事だと感じた」
以降、壁にぶち当たった時、小池はトレーニングや食事に変化をつけ、自分の特長は何か、向きあった。こうした積み重ねでたどり着いた350試合。「良いことも悪いことも、ひとつずつかみ砕きながら一歩ずつ進んできた」と振り返る。
「ある試合で19人帯同して、ソンヨンさんだけが外された。なのに試合前、ピッチに入る前のアップで100パーセント全力だった。その姿勢に、試合に出られない時に何をするべきかが大事だと感じた」
以降、壁にぶち当たった時、小池はトレーニングや食事に変化をつけ、自分の特長は何か、向きあった。こうした積み重ねでたどり着いた350試合。「良いことも悪いことも、ひとつずつかみ砕きながら一歩ずつ進んできた」と振り返る。
プロ14年目の小池、今季は現在リーグ21試合連続先発出場中。キャリアハイの7得点。常に新鮮な気持ちでプレーしている姿。ベテランと言われる32歳でも伸び盛りの理由がここにある。
「もう1回、J1で。もちろん東京Vで」と次なる目標に向け、小池純輝がピッチを駆ける。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
「もう1回、J1で。もちろん東京Vで」と次なる目標に向け、小池純輝がピッチを駆ける。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)