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【三浦泰年の情熱地泰】コパ・アメリカ編|南米勢以上に南米らしい!? カタールの勝利への執念は驚き!

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年06月21日

ときには「サッカーは戦争だ」という人もいる。

カタールを終了間際の得点で破り、コロンビアは2連勝を飾った。(C) Getty Images

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 もちろん「レフェリーに文句を言う」のは良いことではない。しかしカタールの選手はPKの判定にレフェリーに詰め寄りVARを要求。PKがCKへ変わったが、その判定への抗議で3人の選手がイエローカードをもらったことに対して、また何かを言っていたのだと思う。この姿勢は世界で戦う上で大事なことだ。
 
 しかし、文句を言っても判定は変わらない。ただテクノロジーが発達し、VARが導入され、サッカーも新しい時代に変わってきている。
 
 僕はブラジルvsボリビアの開幕戦、日本vsチリ、今日のカタールvsコロンビアという3試合を観戦している。
VARで試合の流れが変わり、リズムを掴んだり、崩したりの試合が増えている。
 
現地で観戦して正直に思う。
 
「文句を言っていない選手(チーム)はいない」
南米らしさであろう。そこにアジアのカタールの選手が南米選手以上に目立ったことに複雑な気持ちであった。
 
 この日、友人と4人でこの試合を観戦した。コロンビア勝利を祝おうと、帰りにポルトガル料理店へ行き反省会をした。
 
 大きなスクリーンにはアルゼンチンvsパラグアイが流れていた。
 結果は1-1の引き分け。このグループはコロンビアが勝点6で1位抜けが決定。2、3位を3チームが取りあう。アルゼンチンはまだ勝点1しかなく最下位。カタールにもまだチャンスがある。マナーが良いとは言えないカタールだがフランス料理を食べるわけではない。
 
 ときには「サッカーは戦争だ」と言う人もいる。
 そして給与が高騰するヨーロッパから戻って戦うブラジル代表選手をそれが足りないと不満を漏らすブラジル人もいる。
 
 カタールがアルゼンチンにどんなサッカーをするか? 大会前にカタールはブラジル代表と国際マッチをやっている。そこでもネイマールへの厳しいマークで、彼を怪我で退場させている。次はメッシがいる。カタールは目が離せないだろう。
 
 僕は今からポルトアレグレに飛行機で移動。気の合う仲間と観戦。本気の南米国の2戦目。日本代表をしっかりと応援したい。
 
 前回、日本代表とチリの試合の観戦は「生」で現地へ行って応援したのは、何十年ぶりのことだった。監督をしていたこともあり離れていたが本当に久しぶりだ。
 
 スタジアムに集まった、ブラジル、チリ、コロンビアのサポーターを見ても感じる。母国を応援することは大事なことだ。ウルグアイ戦もアウェーの雰囲気であろうが、サポーターとしてファミリーとしても逃げずにしっかり応援したいと思う。
 
2019年6月20日
三浦泰年
 
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