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【三浦泰年の情熱地泰】コパ・アメリカ編|奇跡的に入手できた開幕戦チケット。しかしセレソンの心を感じ取れる試合では…

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年06月16日

友人のブラジル人はコパ・アメリカよりも国内クラブの試合のほうが大事と言うが…

思いも寄らないルートからコパ・アメリカのチケットを入手。開幕戦を観戦できることになった。

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 コパ・アメリカが開幕した。
 
 2019年6月14日金曜日、僕はサンパウロのMorumbi(モロンビ)で行なわれる歴史的な大会の開幕戦のスタジアムにいることができた。
 
 大会前にブラジルの友人に質問した。南米選手権をどう思うか?
 
 ブラジル国民にとって、この大会の位置付けとは――。彼らは「たいしたことない」と簡単に答えた。
 
 僕が“歴史的”と例えたのには理由がある。
 
 ブラジルで南米選手権――コパ・アメリカをやることが、この先の未来で何度あるか? しかも、その大会に日本代表が出場している。そして僕が18歳の時に選んだ留学の地、サンパウロで開幕戦をやる。さらに、僕がそのブラジル・サンパウロにいる。そう、住んでいる。そしてチケットが手に入る。
 
 この確率が未来の僕に、135歳まで生きたとしても何回あるだろうか? 正直、ないであろう。
 その歴史的、奇跡のコパ・アメリカを友人のブラジル人は……。
「国内リーグ、ブラジレイロ、コパ・ブラジル、リベルタドーリス、南米リーグ」と同じ時期での開催は、国内、南米で行なわれているクラブの試合の方が皆、大事だと言うのだ。僕は言い返した。
 
「良い選手がほとんど海外に出てしまって、能力のある選手がいない国内リーグ」
 
 代表は国内から大きなクラブへ移籍して、日頃見ることの出来ない選手たちばかりだ。
「やっぱり大事だろ!」と問い詰めると、「うん!でも負けても『負けたか』で済ませられる。W杯とは違う」と言い切っていた。
 
 
 その後、日本代表のトレーニングを友人のブラジル人と見学。12日夜にサンパウロに着いた日本代表は、13日の15時半から軽く汗をかいた。
 
 練習前には、森保監督にも挨拶ができ話をすることも出来た。
 
 この日は公開練習により、たくさんの日系人と地元の興味あるブラジル人がたくさん来ていた。日本代表は若い選手が多く、本気の南米選手を相手にどれだけ通用するか?
 
 そして彼らのモチベーションはかなり高いようだ。森保監督が彼らの才能を上手くコントロール、マネージメントするのであろう。
 
「南米選手権など………」と数時間前に言っていたブラジル人も森保監督と記念撮影。南米選手権様樣であった。
 
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