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昨夏世界を制した「ヤンなで」主将が女子W杯デビュー! “憧れ”熊谷紗希とのコンビで無失点に貢献も自己評価は厳し目?

カテゴリ:日本代表

西森彰

2019年06月11日

『なでしこのヘディング』はこの人だと言われるようにしていきたい」

 アルゼンチン戦では「小さい頃から憧れの選手だった」という熊谷、そして鮫島に挟まれる形でプレー。前半から、糸を引くようなボールをサイドに散らし、堂々とプレーした。試合が引き分けに終わったこともあり、本人はまず課題を口にした。
 
「(後半、自分のミスから与えてしまった決定機など)ビルドアップの所で何度かミスがあったので、そこをなくしていかなければ行けませんし、もう少し攻撃の部分で得点につながるようなパス、ボール運びをやっていけたらよかったのかなと思います。
 
 鮫島選手のところで、相手のラインの裏を突いたりとか、そういう変化は加えながらできたんですが、自分のところでフリーだったので、もう少しボールを前に持ち込んだり、前の選手の動きを待つといったプレーがあってもよかったのかなと思います」(南)
 
 DFであっても、無得点の責任の一端が自身にあると考える。それは、守備専門の選手ではないという自負もあるだろう。
 
 次節以降は、スコットランド、イングランドとの対戦が続く。この日のアルゼンチンとは異なり、ショートカウンター狙いで強烈なプレッシャーをかけてきそうだ。
 
「今日は引いた相手を崩しきれませんでしたが、この後は、また少し違った相手だと思います。もう少し食いついてくれた方が、自分たちにとっていいと思います。前に食いついてくるプレッシャーを正面から受け止めたりせず、うまく外しながら、トライしていけたらいいかなと思います」
 
この日は、見せ場が少なかったが、ヘディングはとにかく得意。Jヴィレッジの合宿では、元日本代表の秋田豊さんにクロスでの競り合いについて教わり、「まだ伸びしろがある」ことに気が付いた。大会前に「高さと体格が私の持ち味。『なでしこのヘディング』はこの人だと言われるようにしていきたい」と語っていたが、その力を発揮する場面がいよいよ訪れる。
 
取材・文●西森 彰(フリーライター)

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