日本の10番として香川はどんな答を出すのか
原口に希望を見出せる一方で、香川はどうか。3-4-2-1システムで任されるポジションはおそらくシャドーだが、そう考えると厳しい立ち位置になる。トリニダード・トバゴ戦では中島、堂安、南野拓実、伊東純也がこのポジションで使われており、香川は出番を得られなかった。そうした事実に基づくと、香川はシャドーで5番手……となるか。
4-4-2システム(もしくは4-4-1-1システム)でも、香川は現時点でセカンドトップの控えが定位置と言える。30歳という年齢が強みになるのか、弱みになるかは分からないが、ひとつ確かなのは世代交代という大波に呑み込まれそうだということだ。
4-4-2システム(もしくは4-4-1-1システム)でも、香川は現時点でセカンドトップの控えが定位置と言える。30歳という年齢が強みになるのか、弱みになるかは分からないが、ひとつ確かなのは世代交代という大波に呑み込まれそうだということだ。
トリニダード・トバゴ戦で出番がなかった槙野智章にも同じことが言えるが、森保ジャパンで生き残るためには少なくとも、続くエルサルバドル戦でなにかしら結果を残す必要がある。日本代表の10番として──。香川はどんな答を出すのだろうか。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)