ベティスの智将が選手の力を引き出す方法とは?
キケ・セティエン監督は、ボールプレーの楽しさをもう一度思い出させることによって、その気持ちを高められる。トレーニングの中でボールを運ぶルートを作り、そこで閃きや技術を最大限に高め、アドバンテージを得る。それでチームが機能的に戦えるのだ。
「もしセティエンのようにボールを大事にする監督でなかったら、自分の現役生活は終わっていたかも知れない」
「もしセティエンのようにボールを大事にする監督でなかったら、自分の現役生活は終わっていたかも知れない」
元スペイン代表で、37才になるホアキン・サンチェスは言う。今も、卓抜としたテクニックを見せつけている。与えられた環境のおかげで、一騎当千の活躍を示しているのだ。
これは、道雪のリーダー学に通じるだろう。
「プレーヤーズファースト」
まずは、選手ありきなのだ。
文:小宮 良之
【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月には『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たした。
これは、道雪のリーダー学に通じるだろう。
「プレーヤーズファースト」
まずは、選手ありきなのだ。
文:小宮 良之
【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月には『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たした。