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【小宮良之の日本サッカー兵法書】「プレーヤーズファースト」――シメオネとキケ・セティエン、相反する2人の智将の共通点

カテゴリ:連載・コラム

小宮良之

2019年05月17日

ベティスの智将が選手の力を引き出す方法とは?

キケ・セティエンはポゼッションサッカーの信奉者。その攻撃的スタイルにバルサが注目しているとも。(C)Getty Images

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 キケ・セティエン監督は、ボールプレーの楽しさをもう一度思い出させることによって、その気持ちを高められる。トレーニングの中でボールを運ぶルートを作り、そこで閃きや技術を最大限に高め、アドバンテージを得る。それでチームが機能的に戦えるのだ。

「もしセティエンのようにボールを大事にする監督でなかったら、自分の現役生活は終わっていたかも知れない」

 
 元スペイン代表で、37才になるホアキン・サンチェスは言う。今も、卓抜としたテクニックを見せつけている。与えられた環境のおかげで、一騎当千の活躍を示しているのだ。

 これは、道雪のリーダー学に通じるだろう。

「プレーヤーズファースト」

 まずは、選手ありきなのだ。
 
文:小宮 良之

【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月には『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たした。
 
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