ドローを良しとしないリーグに
ペナルティーエリア外からのシュート数減少も興味深い。2011-12シーズンは右肩下がりで、今シーズンは3644本と近年最少。2003-04シーズンの5038本と比べれば、その差は一目瞭然だ。ただ、その成功率になると、4.2パーセントと今シーズンが同期間で最多となっている。
さらにアウェーでの勝利数が多かったのも、今シーズンの特徴のひとつだ。
さらにアウェーでの勝利数が多かったのも、今シーズンの特徴のひとつだ。
トップリーグのチームが行なった公式戦380試合のうち、128試合でアウェーチームが勝利したが、その勝率33.68パーセントは1888年のフットボール・リーグ創設以降でトップリーグ最多。一方で、ドローはプレミア創設以降で最少の71試合にとどまった。全体の18.7パーセントは、1931年以降でトップリーグ最少の数字だ。
つまり、今シーズンのプレミアは、アウェーでも積極的に勝利を目指し、ドローをよしとしない傾向だったとも言える。1072得点とゴール数がプレミア創設以降の20チーム制で最多だったのも、その一環かもしれない。
はたして、来シーズンのプレミアリーグは、いかなる戦いが繰り広げられるのか――。今から興味は尽きない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
つまり、今シーズンのプレミアは、アウェーでも積極的に勝利を目指し、ドローをよしとしない傾向だったとも言える。1072得点とゴール数がプレミア創設以降の20チーム制で最多だったのも、その一環かもしれない。
はたして、来シーズンのプレミアリーグは、いかなる戦いが繰り広げられるのか――。今から興味は尽きない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部